ベルギービールに関する話題 2006上期
2006下2006上2005下2005上2004下2004上200320022001以前
1月2月3月4月5月6月
6月
・リーフマンス グーデンバンド 樽
6月28日(水)、ベル・オーブ六本木店でLiefmans Gouden Band樽の提供が開始された。私は翌29日に訪れ、大瓶と飲み比べ。
ブラッセルズ・ビールラリー2006の日程発表
6/27付でブラッセルズのビールラリー2006の日程が発表になった。
-以下、ブラッセルズのホームページから引用-
●ビアラリー2006開催決定!!
今年もやってきましたビアラリー。開催日時が決定いたしました!
ビアラリー開催期間
7月22日(土)〜8月5日(土)
達成者パーティー
9月10日(日)  (時間は未定)
皆様のご参加お待ちしております。
詳細は近日ISSUEのページで告知します。
リーフマンス オード ブラウンLiefmans Oud Bruin樽
6月23日(金)、ベルオーブ六本木店において、リーフマン醸造所のリーフマンス オード ブラウン樽が開栓した。ベルオーブ直輸入の2006年11月賞味期限の樽。瓶も樽と合わせて輸入されているので、飲み比べ。
 この日の生ビールは、セリス・ホワイト樽、オード・ブラウン樽、ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ樽という白・茶・赤ビール樽の組み合わせとなった。レッドビールとブラウンビールの樽を並べるなんて、ベルギーにも無いと思われるくらいレアな状態。
 せっかくなので赤ビール樽(ビオス樽)とブラウンビール樽の飲み比べ。
東京生活 2006 no.013 (6月15日発売)にビール記事
ベル・オーブ、新宿フリゴ、アントワープ・セントラル、海晴亭阿佐ヶ谷店各の紹介記事が掲載されました。
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ビールに関する特集 キンキンに冷えてます!! 極楽の東京夏ビール
■世界のビールに酔いしれる夜
■懐かしのビアガーデン&ホール案内
■ワールドカップはビール片手に!
■東京近郊 おいしい地ビール工房
■お取り寄せしたい知られざる日本の地ビール
■ビールを自宅で楽しむ豆知識
ルシファーLucifer樽
6月16日(金)、ベルオーブ六本木店において、リーフマン醸造所のルシファーLucifer樽が開栓した。アルコール同数8%、30L、今回の輸入は2樽のみ。19日に訪れて、小瓶と飲み比べました。小瓶は8.5%表示で、キリリと苦味が強いゴールド色のビール。うすく濁りがある。樽の方はクリアーなゴールドだが、濁りの有無のせいか瓶ビールよりも暗く感じる。苦味があるが瓶よりもはるかに穏やかな苦味なのですいすい喉をとおる飲みやすさがある。「これは何杯でも飲めますネエ〜」「もっと輸入しておけばよかったですネエ〜」とは店長の言。
ルシファーLucifer大瓶
 リーフマン・ブルワリーズのリヴァRiva醸造所製のルシファーであるが、河内屋、(株)徳岡、大月酒店でそれぞれ輸入しており、通販を利用すれば比較的入手しやすい銘柄である。ラベルは以前、赤と金、中央に小さく堕天使ルシファーがモルトスコップを握り締めて仁王立ちの姿というのが気に入っていたのだが、新しいラベルではLuciferの文字をデザインしただけのつまらない物となってしまった。
 さて、ベル・オーブで輸入したルシファーは、最新のビールを輸入したはずなのに、なぜか小瓶も大瓶も旧タイプのラベル。小瓶のラベルにはAlc.8.5%との記載があり、旧タイプの絵柄ではあるが微妙に今まで輸入されてきたものと異なる。大瓶には何とアルコール度数8%の表示があり、小瓶と大瓶とで度数が違う。
 グラスはビールの輸入に合わせ、ベルギーから専用グラスを別便で取り寄せたというが、これまた、以前のルシファーのグラスと形状が異なり、「Lucifer」の文字がプリントされただけものに変更されている。さらに、他のリーフマン・ブルワリーズの銘柄ヤン・ヴァン・ゲンやストラッフ・ヘンドリックのグラスと全く同じ形状に統一されて、ある種の合理化?。ビールの香りと味わい、ビールの個性を最大限に引き出すために、そのビールに最も適したグラスを選んでいたのではないのか?
 ただ、グラスは口が広がりすぎの感はあるが、斜めに幾筋かのウエーブが入り、脚も丸みを帯びていてちょっと高級感があるのが救い。
・ベルイユLa Biere des Beloeilの新?ラベル
デュポン醸造所のビールを2本いただきました。ベルイユLa Biere des Beloeil(Alc.8.5% 750ml)とMoinette Biologique(Alc.7.5% 750ml)です。ベルイユLa Biere des Beloeilのラベルを見ていると、見慣れているラベルが微妙にいつもと異なるように思えてきました。気が付くでしょうか?ベルイユLa Biere des Beloeilのラベルが新しくなっていました。といっても最下行の2行の文字位置が、ベルイユ城の写真下に移動しただけ。そのせいかお城の写真がちょっと大きく見える気がしたようです。
・デ・コーニンクDe Koninckの新ラベル
銀座ファボリの冷蔵庫を眺めていたら、見慣れない瓶を発見。De Koninckと書いてある。今までの緑色を基調としたラベルとうって変わって赤をベースとしたラベルに大幅に変更されている。
 輸入元は「(株)きんき」。Alc.5.5% 330mlと変わらないが、ラベルが変わったときは、ビールのロットが新しくなっており、輸入時期や保管期間等が異なるので味わいも変わったと感じることが多い。たいていは新しい瓶の方が、フレッシュで美味しいと感じるが、熟成してまろやかになっていた古いロットの方が美味しかったと思うこともある。
 このデ・コーニンク瓶もそれなりにフレッシュで美味しく、今までの瓶より良いと感じるが、アルコール分5パーセントという弱いビールなので、なかなか日本まで上手に旅をしてくれないビールのようである。
・ヤン・ヴァン・ゲンJan Van Gent樽
 ベル・オーブ六本木店において、リーフマン・ブルワリーズのリーフマン醸造所製のヤン・ヴァン・ゲンJan Van Gent樽が開いた(6月9日金曜)というので、さっそく伺った(6/12)。
 樽はAlc.5.5% 30L、賞味期限2007年3月のもの。すでに瓶375mlの方は飲んでいるので、今回は飲み比べを行わない予定であったが、丁度N柿氏が来店し、やはり飲み比べをするということで、一口ご相伴にあずかった。
 瓶も樽も大きくは違わないが樽の方がやや軟らかい感じか。クリーミィな泡立ちがあり、うすく霞むような濁りがある。ほんのりとした甘味と苦味があってさわやか。
 ビール名のJan Van Gentは、北大西洋から北海沿岸に生息する水鳥の名(邦名「カツオドリ」)だが、ラベルのデザインがオランダのモーターボート会社Jan van Gent Motorsloepen B.V.のトレードマークとそっくり。なにか関わりがありそう。
ビオス・クリークBios Kriekenbier樽
 ベル・オーブ六本木店においてビオス・クリークBios Kriekenbierの樽が開いた(5月30日)。樽は30リットルで、アルミの金属の上にやや弾力性のある黒いゴム状の物質でコーティングされている。デュシェス・ド・ブルゴーニュやBios Vlaamse Bourgogneの樽も同じくコーティングされており、黒かったが、なぜレッドビール系の樽のみが黒いのが不思議である。ビールがこぼれた時、ビールの酸味でアルミの樽の表面が腐食しないようにする工夫なのであろうか?
 さて、瓶ビール250mlと樽出しのビールの飲み比べを行う。便はAlc.5.0% 樽はAlc.5.2%ということで0.2%度数の表示に違いがある。実際に飲み比べてみてもその度数の差は感じない。感じたのはクリークの濃さの違いである。樽はフレッシュで軽やかなクリーク味で酸味はおだやか。瓶はクリークの味が濃くボリュームがあり、酸味も強い。はっきりした違いがあり、瓶の方に好感を持った。
 後日(6月6日)、再び樽と瓶とを比べる機会があったが、このときは樽の方が味が変化していて、瓶とほとんど香味が変わらない状態。どちらもクリーク味が濃く、酸味とのバランスが素晴らしい状態。Van Steenberge醸造所の樽は樽内二次醗酵するというが、その関係なのか、日を置くと劣化するどころかどんどん美味しくなってくる。
セント・ベルナルデュス・ウィットSt.Bernardus Witbier樽
 ベル・オーブ六本木店においてセント・ベルナルデュス・ウィットの樽が開いた(5月29日)というので、翌日伺った。5月20日に一旦サーバーに繋ごうとしたところ接続口が合わないということで提供が見送られていた樽である。
 ビールの銘柄はSaint Bernardusシント(セント)・ベルナルデュスで、醸造所名も同じと思っていたら、いつのまにか醸造所名は、Brouwerij St.Bernard N.V.(シント・ベルナルド醸造所)になっていました。St.Bernardは英語用表記かとも思っていたが、ホームページでも同様で、樽のキャップ、ビールのラベルすべてにおいてBrouwerij St.Bernard N.V.が使われている。英語でセント・バーナードでは犬の種類のようですが、これからは、シント・ベルナルド醸造所としなければならないようです。
 さて、ビールのSt.Bernardus Witbierは、シント・ベルナルド醸造所とホワイトビール王ピエール・セリス氏との合作によるもの。ベルナルデュス・ウィット小瓶は、すでに大月酒店輸入のものや輸入されたばかりのベル・オーブ直輸入のものなど何回か味わう機会があり、常に素晴らしい香味で、ベルナルデュスで使用されている酵母が醸し出す独特の日本酒の吟醸酒にも通じる香りに驚かされている。今回は、樽出しビールと瓶ビールの飲み比べ。樽は賞味期限が2007年3月14日表記のもの。瓶の賞味期限は2009年3月18日表記のもので、ともに醸造されてまもなく日本に輸出されたもの。
 樽出しの方は、色が明るくホワイトビールらしい色合い。当然濁っている。瓶の方はオレンジ色が強く、ややブロンドっぽく、澱を入れても白くならない。樽と瓶とで明らかに色が異なっている。この醸造所特有のベルナルデュス香とでもいうべき香りは、意外にも樽出しの方からは強くは感じられず、瓶の方からははっきりと主張した香りが立っている。瓶はホワイトビールでありながらボリュームある飲み応え。樽出しはすっきりして、ヒューガルデン・ホワイトを濃くした感じ。どちらも素晴らしい。
 なお、ベルナルデュス・ウィットは、15樽(1樽30L)輸入してあるというので、今後も味わえる機会は多いはず。ベル・オーブのブログを注視しましょう。
・ベルギービールの缶ビール
 日本のビールは、飲食店では瓶ビールが主体だが、で、家庭ではおおよそ缶ビールが飲まれている。ベルギーでは日本と異なり、瓶のリサイクルが普及しているので、瓶ビールが主流で缶ビールを見つけるのは難しいが、自動販売機でビールが売られていたり、駅などの売店などを探すと大手メーカーの缶ビールを見つけることはできる。日本でもステラ・アルトワ缶やベルビュー・クリーク缶、にごり白生缶など手に入れることができる。ベルギーにはヒューガルデン・ホワイトの缶もあるので、輸入されれば面白いかもしれない。
 さて、先日いただいたのは、Judasの500ml缶。醸造はアルケン・マース醸造所でベルギーでは最大手の部類に属する。この缶ビールは銀座ファボリのスタッフの方が研修のため渡欧した際のお土産ビールでハンドキャリー物。長らく店の棚にディスプレイされていたが、ちょっと飲んでみましょうということになった。缶には2005.6.16賞味期限の印字があり、賞味期限を1年過ぎようとしていた。せっかくなので、(株)廣島が輸入する最新のロットのJudas330ml瓶(賞味期限2007.6.18)と飲み比べてみた。
 330ml瓶は、完全にクリアーなブロンドカラーで、デリリュウム・トレメンスのような酸味がある。甘味も感じられ、軽いボリューム感。お土産の500ml缶はクリアーだが僅かに霞むブロンド。甘味が瓶より強く、酸味は感じられない。熟成した味わいが出ており、ボリューム感はこちらの方が強く飲み応えがある。缶ビール特有の金属味も感じられない。500ml缶は賞味期限切れであり、かつ、状態がよい場所に保管されていたわけではないのに、全く変質したという感じがない。ベルギーから直接持ち帰ったビールの古いビールを飲んだ機会が何回かあるが、いずれも状態の良さに驚かされてきた。やはり、いかに状態よく輸入するかが、一番のポイントなのであろう。
※参考:次の写真は、今まで見たベルギービールの缶ビールです。
海晴亭阿佐ヶ谷店6周年記念イベント・報告
海晴亭阿佐ヶ谷店の6周年記念イベントに訪れたので報告する。
 目玉のヒューガルデン・ホワイトは1杯350円(1人2杯まで)ということなので、せっかくなので2杯分を大きなLサイズグラスでいただく。当然ながら他のお客さん方もヒューガルデンを注文している。店ではグループなどが来店し大量に注文を受けたときの対応として、ヒューガルデン・ホワイトを2つのサーバーに繋いでいた。
 いつもはないという期間中のみというフードメニューがあり、注文した豚の角煮はローデンバッハとヒューガルデン・ホワイト煮込みということで、軟らかく美味しい。準備に時間がかかるので残念ながら定番のメニューにはし難いとのことだった。
 初登場ビールということで、昨年ベルギーで発売され、河内屋酒販でこの5月に輸入されたばかりのレフ・9、同じ時期に輸入されたレフ・トリプルを順番にいただく。レフ・9はAlc.9.0%、レフ・トリプルはAlc.8.5%ということで、その違いを確認するためである。レフ・トリプルは、まさしくスパイシーでフルーティなトリプル味。レフ・9はトリプルとほぼ同じアルコール度数だが、味わいはトリプル味とは全く異なるもの。ブロンドビールが濃縮された感じで、ブロンドのバーレイワイン風で麦芽の甘味がある。
エヌ柿氏のblog「ベルギービール記」
まもなく半年

http://blog.kansai.com/bbier
 エヌ柿氏は大阪府在住で、関西ばかりでなく東京出張時にも積極的にベルギービアカフェでベルギービールを飲んでいる。さらには渡欧してベルギーのビールイベントに参加するという超弩級のベルギービールマニアである。当酒蔵奉行所客分で協力者でもあり、度々酒宴を伴にしている。大阪の大月酒店の存在を最初に東京に情報をもたらしたのも氏の功績。
 さて、エヌ柿氏がその日々のベルギービール体験を綴ったブログを今年1月から開始していたが、まもなく半年を迎える。幅広いベルギービール情報が氏の日々のベルギービール愛飲記録とともにブログで綴られているので、是非ご覧いただきたい。
・久々にコルセンドンク
コルセンドンクの2種類が久しぶりに輸入された。輸入元はワインのディスカントで有名なやまや
 今回輸入されたのは、Corsendonk Agnus(Alc.7.5% 330ml)とCorsendonk Pater(Alc.7.5% 330ml)の2種類で、以前2002年頃に輸入していたことがある。コルセンドンクは委託醸造のブランド名で、実際の醸造は、Du Bocq醸造所が行っている。
 やまや直輸入のベルギービールには他に、Bavik醸造所のPetrus銘柄があるが、こちらも3種類(Petrus Oud Bruin 250ml,Petrus Special 250ml,Petrus Gouden Tripel 250ml)が新しいデザインのラベルに変更されている。
 ビールは、やまや各店で購入可能。
danchu(ダンチュウ)7月号でビール特集
danchu(ダンチュウ)7月号(6月6日発売)の特集は、“「ビール」大作戦”。
その中の“ベルギー、ドイツ、アイルランド 本場の味と雰囲気で盛り上がれる店、「ビール三大王国」を飲み倒す”という特集部分で、ベルギービールの店として、ベル・オーブと銀座ファボリの2店の紹介記事が掲載されています。
 
6月の渋谷ベルゴ・ゲスト樽生ビール!
渋谷ベルゴでは、毎週月曜日は、ゲスト・樽生ビールの日として、個性のある普段はあまり飲めない樽生ビールを紹介している。
6月の予定は、以下のとおり。
6/5(月)ステラ・アルトワ 5.2% ベルギーのみならず世界で愛されているピルスナー
6/12(月)ブリュノー・トラディション 6.5% やや色の濃い甘味を備えたアンバービール
6/19(月)日本初上陸通関待ち商品予定(チェコ)
6/26(月)日本初上陸通関待ち商品予定(チェコ)
※なお、通関待ちのチェコビールは、
■Pilsner Urquell ピルスナー・ウルケル樽生 Alc. 4.4%
■Gambrinus ガンブリヌス樽生 Alc. 5.0%
■Velkopopovicy Kozel
 ヴェルコポポヴィッキー・コゼル樽生 Alc. 4.8%
 ヴェルコポポヴィッキー・コゼル黒樽生 Alc. 3.8%
※追伸:決定
6/19(月)ガンブリヌス 5.0%(チェコ)日本初上陸、ガンブリヌスは「ビールの神様」の意味
6/26(月)コゼル 4.8%(チェコ)日本初上陸の庶民派ビール
6月のBisCafe(渋谷)・イレギュラービール情報
6月のイレギュラービール情報
IRREGULAR BEER What's 樽
第26回  6月7日(水)ベルビュー・クリーク
第27回  6月13日(火)レッフェ・ブロンド
第28回  6月20日(火)グリセッテ・ブロンシュ
第26回  5月27日(火)ステラ・アルトワ
http://www.biscafe.jp/
6月のシロナマAgooゲスト樽生情報
大門のシロナマAgooから、6月のゲスト樽生ビール情報が発表になった。第2週はワールドカップの関係でドイツビールが登場する。
-Agooのホームページから転載-
■6月ゲスト樽生情報
6/6DELIRIUM tremens(デリリウム トレメンス)
6/12Jever Pilsener(イエーバー ピルスナー) 
6/19Floreffe Double(フローレフ ダブル)
6/26Brunehaut Tradition (Amber)(ブリュノォ トラディション)
※6/12はW杯開催記念ドイツのピルスナー、イエバーを開栓します。
もちろんドイツの生ビールはAgoo初めてです。お楽しみに!!
海晴亭阿佐ヶ谷店6周年記念イベント
海晴亭阿佐ヶ谷店が6周年を迎えた。この○周年イベントでは毎回ヒューガルデン・ホワイト(白生)が格安(日本1安い?)で登場するので、是非、訪れたい。
-以下、通知文抜粋-
日頃の感謝を精一杯こめました。
6月1日から4日までの4日間、な、な、なんと
白生1杯が350円!!!
スペシャルフードは『ムール貝のワイン蒸し』
『豚肉角煮(隠し味はもちろんビール)』
『アボガドの・・・(マル秘)』などなど。
さらに初入荷の『レフ 9』『レフ トリプル』も登場します!
皆様のご来店、お待ちいたしております。
5月
・河内屋でベルギービール販売
5月17日から、河内屋で今回輸入のベルギービールがネット販売されている。今回の輸入銘柄は以下のとおりという。
  ・ウエストフレテレン8+12(少量)
  ・ウエストマールダブル+トリプル+エクストラ
  ・シメイブラック+ブルー+ホワイト+レッド
  ・オルヴァル・デュベル・デュベルグリーン
  ・ベルギー国内流通のオリジナルヒューガルテンホワイト
  ・ノストラダムス・リンデマンカシス+ピーチ
  ・ロシュフォール10+8・ヴォンデル
  ・レフ9ほか各種・グリムベルゲン各種
 なお、ウエストフレテレン2種はすでに売り切れ。また、渋谷店・葛西店でも同時販売されている。
 河内屋の渋谷店で上記ビールのいくつかを購入したが、ほかに小西酒造、廣島、えぞ麦酒、カツミ商会が輸入するベルギービールも販売されており、種類が多い。専用グラスの販売もある。
ベル・オーブ六本木店の樽出しビール
ベル・オーブ六本木店において、セント・ベルナルデュス・ウィット樽(5/29)、ビオス・クリーク樽(5/30)が開栓されています。どちらも瓶ビールと飲み比べることをお薦めいたします。他に定番でセリス・ホワイト樽の3種類。
・イレギュラーなグラス
 オルヴァルのグラスです。建築家Henry Vaesが1932年にオルヴァルのためにデザインしたグラスです。グラスの表面にはORVALのゴゴ、裏面には鱒の絵が描かれています。しかし、左側のグラスには表面のオルヴァルのロゴがありません。どちらで飲んでも、ビールの味が変わるわけではありません。
 オルヴァルはビールラベルとグラスのロゴの文字の字体が異なる珍しいビールです。
このグラスは、銀座ファボリで見せていただきました。
ストラッフェ ヘンドリック・ブリューン樽
 ベルオーブ六本木店において、Straffe Hendrik Bruneストラッフェ ヘンドリック・ブリューン樽が5月20日(土)に開封された。本当はセント・ベルナルドス・ウイット樽の順番だったのだが、店長がベルナルドスの樽を運んできて繋ごうとしたとき、「トラブル発生です!」との声に何事?と思うと「樽の口が合わない」という。接続不能ということで、この日はベルナルドス樽は諦め、代えてストラッフェ ヘンドリック・ブリューン樽を接続することになった。
 お店ではStraffe Hendrik Brune名だが、フランドルのビールだからBruin(ブラーン→英Brownブラウン)名で醸造所のリーフマン・ブルワリーズのホームページには掲載されている。Alc.8.5%でボリュームあるが、意外とすっきりした味わい。前回ブロンドを飲んだときや今回もブラウンの瓶を飲み比べしたが、樽出しの方がクリアーで飲みやすいが、瓶(大瓶・小瓶)にはボトルコンディションの複雑味を感じることができる。瓶の方が輸入状態が劣ることが多いので、樽と飲み比べを行うと樽出しビールの方が美味しいと感じがちだが、ベル・オーブ輸入のStraffe Hendrikはブロンド、ブラウンともに樽も良いのだが、ベルギービールの真髄は瓶の方にあるのかな、と感じる美味しさであった。
・すがや、初夏のほろ酔い会
初夏のほろ酔い会
ベルギー・イギリス・アイルランド系麦酒有料試飲会
平成18年5月20日(土)・21日(日)・22日(月)
開催時間   11:00 〜 16:30
場所  すがや倉庫 2F  (店舗隣接)
会費  ¥5,000
ベルギーとイギリス・アイルランド・スコットランド等の輸入ビール約70種類、生樽4種類
初日20日(土)に参加した。この日は晴天に恵まれ、倉庫2階はもの凄い暑さ。氷水で冷やされたビールも、氷が溶け、新しい瓶はなかなか冷えない状態。
 メインは午後2時に開栓したサン・フイヤン・トリプル9リットル(廣島輸入)。ほかにブッシュ・ノエル1.5リットルといった大瓶もあった。
 夕方、急に暗くなったと思うと、間もなく豪雨となり、倉庫下でビールを楽しんでいた人たちも2階倉庫内に避難。
 終了予定の午後4時30分を大幅に越えて終了。二次会に行きたい参加者は、青葉台のコパや、ベルオーブ六本木店に向った。
追伸:
-ほろ酔い会終了!-
今回も無事、3日間のほろ酔い会を終了する事が出来ました!これもひとえに皆様のご協力の賜物でございます。ヽ(^。^)ノ
3日間トータル66名の麦酒好きの方々にお会いする事が出来ました。今後とも宜しくお願い致します!!(すがや
ストラッフェ ヘンドリック・ブロンド樽
 ベルオーブ六本木店において、Straffe Hendrik Blondeストラッフェ ヘンドリック・ブロンド樽が5月12日深夜に開封されたというので、早速訪れてみた。
 ストラッフェ・ヘンドリック銘柄は、以前はストラッフェ・ヘンドリック醸造所のビールで、Riva醸造所傘下で製造されてきたが、2005年4月にRivaグループからストラッフェ・ヘンドリック醸造所がDe Halve Maan醸造所として再度独立した。だが、なんとストラッフェ・ヘンドリック銘柄はDe Halve Maanに戻ることなく、Liefmans Breweriesの銘柄として販売されるという不思議な事態になっている。
 ストラッフェ ヘンドリック・ブロンド樽出しは、クリアー。味わいはシンプルで、飲み比べた大瓶、小瓶の方が澱がありボリューム感がある。喉越しのスムーズ感は樽出しの方が上だが、ビールの味わいは瓶の方がじっくり味わえる。
 アルコール度数6%。2006年World Beer Cap金賞受賞のビールである。
・EURO FLEX直輸入アイテム
 渋谷ベルゴ、新宿フリゴ、銀座ファボリのユーロフレックス3店が期待に応えて、新銘柄を直輸入した。これらのビールは、2006年5月23日よりBELGO(渋谷)、Frigo(新宿)、Favori(銀座)にて一斉販売された。
 輸入されたビールは5種類だが、内1種類のみ銀座ファボリでの提供という。
--ビールの説明(ホームページから引用)--
[Slaghmuylder醸造所]
WITKAP・PATER STIMULO Alc.6.0% 330ml
(洋ナシを思わせる芳香。みずみずしくドライな味わい)
WITKAP・PATER DUBBEL PATER Alc.7.0% 330ml
(褐色にリンゴの様なフルーティさとホップのほろ苦さ)
WITKAP・PATER TRIPEL Alc.7.5% 330ml
(マスカットの様な爽やかさに渋みとスパイシーさ)
Greut Lawauitj Alc.5.5% 330ml
(ブーケの様に広がる芳香と麦の香ばしさを併せ持つ)
[DE CAM醸造所]
De Cam Oude Geuze Alc.6.0% 375ml
(ベルギー国外初輸出品のレアビール。木樽の渋みと柑橘の様な複雑な酸味)
※銀座Favoriのみの販売です。
上記アイテム入荷いたしました。
他では飲めない商品ばかりです。この機会に是非!
なぜSlaghmuylder醸造所とDE CAM醸造所かというと、ブルワーのKarel Goddeauカレル・ゴドーさんが両醸造の共通のブルワーだから。その縁でレアなデ・カムもセットで輸入できたらしい。
・Belgian Beer Cafe Houblon(オブロン)オープン
 銀座3丁目並木通りにベルジャン・ビア・カフェが5月1日にオープンしたとの情報を頂いたので,、早速鴻巣同心と訪れた。
 店は以前、銀座 ZEQUE(ゼクウ)があった場所で、建物には今もZEQUEの看板がある。1階がベルジャン・ビア・カフェで地下がバー、2階は改装中であったが、地階、2階へは1階のカフェに一度入ってから行くので同じ経営。
 カフェ1階は大きなU字型のカウンターと入口近くにテーブル席。カウンター上にはグラスが並ぶ。
 樽出しは4種類。内3種類はベルギービールで、ヒューガリュデン・ホワイト、ベルビュー・クリーク、レフ・ブリューン(900円)。レフ・ブリューンの樽出しの常設は珍しい。さらに、ビールは氷で冷やされたオリジナルグラスに注がれる。コースターもオリジナルである。非常に凝ったサービスで、マニアならずとも嬉しくなる。ただ、まだオープンしたてということもあって、注ぎ方がぎこちない。今後の研究課題である。
 次に注文したのは、グーデン・カロルス・トリプル(2500円)。ビールのメニューは一見高そうだが、よく見るとお得なものも見つかる。ボトルビールは全て小西酒造輸入の銘柄ばかりだが、種類は多く注文するには困らないだろう。次のグーカロ・トリプルもコースターがグーカロで、グラスも新しく輸入されたばかりのグーカロ聖杯型である。ビールの状態はオープン仕立てということで、小西からの新着ビール(限定含む)ということでフレッシュ。食事は夜は500円、700円、900円の価格帯からのチョイスだが、小皿1皿の量。1人でカウンターで飲むということも可能で、ベルギー郷土料理を多数含んだメニューは魅力あり。
 銀座ファボリとアントワープ・セントラルの間に位置するこのオブロンは、価格ではアントワープ・セントラル(高すぎ)より安いので、利用価値は大きいかも。なお、お通し300円、メニュー価格に5%(税?、サービス?)が上乗せされる。

【データ】 Belgian Beer Cafe Houblon
中央区銀座3-2-11
03-3564-1671
12:00〜27:00
URL: なし
・リンデマン・アップルLindemans APPLE登場
 Limdemans醸造所から新しいビールが届いた。リンデマン・アップルLindemans APPLEで、2005年末に登場したシリーズの中で最も新しいランビックビールである。リンゴ果汁入りのフルーツランビックで、ランビックの酸味と果汁の甘味のバランスがよく、非常に飲みやすく、フルーティで美味しい。Alc.3.5%である。佐々木商事(有)が輸入元で、リーファー輸入でリーファー倉庫保管という状態の良いビール。
 リンゴ果汁入りのビールとして他にルフェーブル醸造所のニュートンNewtonがあるので飲み比べ。こちらはホワイトビールにリンゴ果汁を加えたものでAlc.3.5%。母体となるホワイトビールに濁りがあるので、なんとなくすりおろしリンゴジュースっぽく見えるが、そういうことはない。酸味はなくリンゴの味わいがストレート。
 同じリンゴ果汁でもベースがランビックビールとホワイトビールとではこんなに違うということを実感できる。
リンデマン・アップルLindemans APPLEは、5月17日から銀座ファボリで提供が始まった。今回の輸入量は少なく、他店への提供量も少なく、独占提供に近いという。
(株)徳岡輸入のWestmalleウェストマレ
トラピストビールのウェストマレは小西酒造(株)が日本における正規代理店である。並行輸入品も多く、状態が今一つというものも少なくない。ところがその中でダントツに状態が良い平行輸入品のウェストマレがある。それは(株)徳岡の物である。
 たまたま小西酒造のビールが切れていたということで、緊急避難的にWestmalleを徳岡から仕入れたらしい。がそのWestmalle Dubbelを飲んでビックリ!。賞味期限2007年4月20日の物だが、極めてフレッシュで甘味がなくドライ。リンゴの皮を思わせるフルーティさとホップの苦味が感じられる。ビールの質は固いがすいすい入る。「今まで飲んでいたWestmalle Dubbelは何だったのか?」と驚く。Westmalle Dubbel樽の味に近く、状態は非常によい。瓶底には澱があり、ボリューム感も最後には感じられる。
 DubbelダブルがいいとなるとTripelトリプルにも期待が膨らむ。Tripelは賞味期限2007年6月2日の物。リンゴの皮を思い起こさせるフルーティな香り。うすく濁る明るいブロンド色。フレッシュだが、硬質で苦味が強いがスムーズな飲み口。ダブルを味わったときのような感動はないが、状態は極めてよく、小西酒造が輸入するトリプルの大瓶に近い味わい。
 なお、飲んだ場所は、銀座ファボリであるまた、同じユーロフレックスチェーンの渋谷ベルゴ、新宿フリゴにおいても、スポット的に(株)徳岡輸入のビールがあるので、見つけたら飲むことをお薦めする。 
大月酒店輸入のブッシュ・ブロンド
デュビュイッソン醸造所のBushブッシュ銘柄が海外で使用できなくなり、日本の正規代理店である(株)廣島のBush銘柄もScaldisスカルディス銘柄に変わって久しい。また、廣島はBush Blondeの輸入は現在行っておらず、Scaldis Amber12%のみの輸入でる。
 さて、いわゆる並行輸入にあたる大月酒店輸入のBush BlondeはまだBush銘柄のラベルのままである。これを味わう機会を得たので報告する。ビールはAlc.10.5% 250ml賞味期限2006年5月23日のもの。
 賞味期限が近いが、グラスからの香りがすごくフルーティ。ろ過してあるビールなのに澱がかなりある。強いアルコール感はあるがスムーズで軟らかい飲み口。以前の廣島のカタログには「明るい色合いのこのビールは、上面発酵によって醗酵させた後、ろ過されている。」と書かれていたが、澱がすごい。あとから澱が出てきたのであろうが、こんなに飲みやすいブッシュ・ブロンドを味わったのは、醸造所を訪問した折飲んで以来かもしれない。醸造所で飲んだブッシュ・ブロンドには薄く澱があった。
 せっかくなので、後日、大月酒店輸入の今度はScaldis Amberスカルディス・アンバーをいただく。Alc.12.0%250ml賞味期限2007年2月17日の物。これもわずかに澱がある。強いアルコール感があり、アルコール20%くらいに感じる。コニャックを味わっているようで、さまざまなフルーツやスパイスを感じる。まろやかな口当たりだが、極めてゆっくりと味わうビールである。
 なお、飲んだ場所は、新宿フリゴであるまた、同じユーロフレックスチェーンの渋谷ベルゴ、銀座ファボリにおいても、スポット的に大月酒店輸入のビールがあるので、見つけたら飲むことをお薦めする。 
・イレギュラーなビール
これはちょっと前になるが銀座ファボリで見せていただいたもので、ブラッセルズが輸入するデュポン醸造所のSaison Dupontセゾン・デュポンの330ml瓶である。
 右のボトルはなで肩で、こちらが本来あるべきボトル。左のボトルは肩が張った形のボトル。どちらの形状も一般的な形状であるので、リサイクルボトルを使用している限り、ボトリングの際まぎれてしまうのであろう。ただ、1本だけでなく数本まぎれて届いたというからベルギーのリサイクル業者の選別はどうなっているのであろうか。。ボトルの形状変更ではなさそう。
 大瓶、小瓶といった容量の差なら味わいに大きな違いがある場合があるが、330ml同士、形状の違いで味の比較をしても意味が無さそうなので飲んでいない。
 また、ラベルを剥がすと全くレアで無くなってしまう。
(株)廣島の新輸入ベルギービール
ベルギービールのみならず世界のビールを扱う(株)廣島だが、やはりベルギービールの種類は多い。その(株)廣島の2006年のカタログ「PONTE 2006」ができあがった(4月)。
 その中の新規輸入銘柄を紹介する。まず、ビエールド・ブカニエシリーズのピルスナー、Filibuster Extre Pils(フィラバスター エクストラピルス)Alc.5.0% 330ml(未入荷)、Mongozo Coconut(モンゴゾ ココナッツ)Alc.3.5% 330ml、St.Idesbald Blond(セント イデスバルド アビイブロンド)Alc.6.5% 330ml、St.Idesbald Dubbel(セント イデスバルド アビイダブル)Alc.8.0% 330ml、St.Idesbald TripelBlond(セント イデスバルド アビイトリプル)Alc9.0% 330ml、Leute Bokbier(ロイテ ボックビア)Alc.7.5% 330ml、これらの他にScaldis Prestige(スカルディス プレスティージ)Alc.13.0% 750ml(未入荷)、クリスマス用にScaldis Noel Premium(スカルディス ノエル プレミアム)Alc.13.0% 750ml(予約)といったところが新銘柄。※カナ表記はいずれもカタログによる。
 逆にSt.Idesbaldが輸入される分、デュイネン2種は無くなり、Mongozo Coconutが輸入された分、Mongozo Palmが無くなるなど入れ替えもある。セルボアーズデアンセトレス500mlも終売。
  なお、(株)廣島のビールの状態だが、輸入してすぐの物を選ぶようにすれば間違いなさそう。今までとは違う味がするとの声も聞く。裏ラベルに光沢があるのが新しいロット。
サン・フーヤン・トリプルSt.Feuillien Triple樽
 5月12日夜、渋谷のイドロパットLes Hydropathesにおいて、ブラッセルズが試験的に1樽のみ輸入したサン・フーヤン・トリプルSt.Feuillien Triple樽の提供があった。
 樽生ビールにはアルコール度数8.0%の表示があり、大瓶、小瓶ともボトルビールのアルコール度数の表示は8.5%であり、樽は、なぜか0.5%アルコール度数が低い。
 樽はクリアーでやや暗いブロンド。フレッシュというより熟成していて味わい深くなっているようだ。あわせて飲んだ小瓶、大瓶の方が酵母も入ってフルーティ。この日は金曜日の夜ということもあって非常に混んでいた。みなこのサンフーヤン・トリプルを飲むので、20リットルの樽は一晩で完売してしまった。その後繋がれたのは、ウルションの樽。こちらは7.5%のアンバーからブランウンのビールだが、軽くも無く、重くも無く、ローストした麦芽の味を感じるすっきりビール。
・ボルネン・ダブルBornem Dubbel樽
ベルオーブ六本木店では5月1日から直輸入のBornem Tripelボルネン・トリプル樽が繋がれていたが、5月10日にそれが空き、直ちにBornem Dubbeボルネン・ダブル樽が繋がれた。
 最初に味わったBornem Tripel樽であるが、5月1日に開けた最初の樽の最後の部分。まろやかでやわらかいのみ口だったのが変化し、苦味が強くスパイシー感がでている。こちらの方がトリプルらしい味わい。
 次のBornem Dubbeボルネン・ダブル樽の味わいは、先日飲んだ直輸入のボルネン・ダブル大瓶と似ていてワイン風。きめの細かいクリーミイな泡。比較としてボルネン・ダブル小瓶(これも直輸入)と飲み比べを行うが、小瓶の方が瓶内二次発酵が進んでいるのかバランスが良くフルーティである。大瓶や樽にはやわらかさはある。ボルネン・ダブルは、アビイ・のダブルとして傑出した味わいと思っているが、まだ大瓶と樽ではそれを感じ取ることができないでいる。
・ホワイトビール飲み比べ
海晴亭阿佐ヶ谷店のゴールデンウィーク企画の1つとして、白生ビール飲み比べ!。ヒューガルデンと『グリゼット・ブロンシュGrissete Blanche』、その後はヒューガルデンと『ブロンシュ・ド・ブリュッセルBlanche de Bruxelles』との組み合わせでホワイトビール樽生が用意された。
 ヒューガルデン・ホワイトはホワイトビールのレファレンス。グリゼット・ブロンシュはよりオレンジピールの味が強調されており、色も濃い。ブラッセルズが輸入したての今回のロットには特に強くその傾向を感じるが、評判はかなり良いという。
 後日味わったブロンシュ・ド・ブリュッセルは、コリアンダーやオレンジピールは使用しているもののそれを強調しない味わい。ホワイトビールと意識せずにすーっと飲める。
セリス飲み比べ
ベル・オーブ六本木店においては、Van Steenberge醸造所から直輸入のセリス・ホワイトCelis White樽生が定番ビールとして常時提供されている。前回12月に輸入したセリス・ホワイト樽が残り少なくなっていたが、4月末に新たに輸入され、5月5日にはこの新しい樽の方を繋いだということなので訪れた。前回輸入のものは賞味期限が2006年11月であったが、今回は2007年3月。味わいはフレッシュで、酸味やバナナの香りするが、味がまとまっていない感じ。前回輸入時も初めはこんな状態であったのが、時間が経つに従ってボリューム感を増し、味がのってきた。今回も状態がよいので今後どう美味しく変わっていくか楽しみである。
 樽との飲み見比べとして、セリス・ホワイトの瓶も合わせて注文した。これは賞味期限2007年3月のもので、今回入荷いた新しいボトル。ボトルの方が濁りが多く、飲んだときのボリューム感が強い。柑橘系の酸味も強く、バランスもとれた味わい。樽はどんどん良くなって行きそうだが、瓶は今が最高の状態といったところか。
 セリス・ブランドからもう1本、セリス・ペール・ボックCelics Pale Bockを味わう。あのセリスさんが、アメリカ・テキサスで作っていたときのレシピのビール。これも今回本邦初輸入のビールで、アルコール5%のペールエール。ボックというには薄い軽い味わいで、日本の地ビールでよくありがちな味。賞味期限は2007年6月。
「禁断の果実」飲み比べ
ヒューガルデンのDe Verboden Vruchtヴェルボーデン・ウルヒトは、日本語訳で「禁断の果実」という商品名で一般に知られているビール。ラベルのデザインから「アダムとイブ」と呼ばれることもある。ベルギーに行った時、ビアカフェのメニューにDe Verboden Vruchtを見つけ、知らないビール名だと思ったてよく考えたら「なんだ、禁断の果実じゃないか」ということもあるくらい原語名は日本では浸透していない。
 さて、あるビアカフェで輸入元の異なるDe Verboden Vruchtを味わう機会があったので報告する。
 輸入元は、一方は小西酒造が輸入する物で賞味期限が2007.10.19、ビール名は「ヒューガルデン・禁断の果実」と表示。もう一方は、(株)徳岡が輸入する物で賞味期限が2007.3.2、ビール名は「ヴェルボーデンヴルヒト」と表示。味わいはかなり異なり、小西のものは、苦味が無くまろやかで、ブラウン色のビールとして基準的味わい。徳岡の物はかなり苦味が強く刺激的、フレッシュな感じ。いつもならインパクトがある徳岡の物の方が美味しいと感じるのだが、このビールに限っては苦味を感じない小西の方が飲みやすいので美味しく感じた。どちらも状態はよいはず。
・ベルギービールの本
ビアフェス入場の際、さまざまなチラシがあったが、その中の1枚にベルギービールの本の出版予告のチラシがあった。
 「2006年9月発売予定!★販売予約受付中」ということで、本のタイトルは『ベルギービール大全』。凄いタイトルだなと思って著者を見ると、三輪一記、石黒謙吾とある。三輪さんは、ベルギービールJAPANの木屋の三輪さんである。石黒さんは昨年の「モノマガジン」ベルギービール特集を構成した人という。
 内容をチラシから一部引用すると、148銘柄&専用グラス完全ガイド。すべてを専用グラスに注いだ状態で撮影し、グラスもビールの色の違いも一目瞭然。コースターも入手できるものは全て紹介。また、銘柄紹介とは別に、分類、歴史、デザインについてこぼれ話など「マニアの視点」ではなく「楽しむ視点」として今まで知っているようでわかりにくかった部分をかゆいところに手が届くように解説します。日本で初めて、世界でも注目に値する、歴史的な完全決定保存版です!という。
 発行はアートン。A5版/オールカラー160P〜。1700〜1900円程度になる予定。

 さて、以前紹介したMichael Jackson著THE GREAT BEERS OF BELGIUMの第5版であるが、入手したので紹介する。
、第5版は501ページオールカラー。未だアマゾンでは購入できないが、http://www.beerpassion.comから購入が可能。ふつう通販なら申し込み後に、注文を受けたと言うメールが来るものだが、一切無し。本当に送られてくるのか不安な日々が続くが、1ヶ月程度でベルギーから送られてくる。
 内容では、ビールの分類が変更されていて、新しくBieres Brut(デウス、マルール・ブリュット等)という分類ができた。ランビックも2つに分けられ、Wild Beers(グース、ランビック等)とFruit Beers(フルーツ・ランビック、ランビックでないフルーツビールも含む)という混乱した分類。いままでのストロング・ゴ−ルデン・エール(Duvel等)は無くなりWicked Beersという分類ができた。Wickedを辞書で引くと「a. 悪い, 邪悪な, 罪深い; 意地悪い; いたずらな; 危険な; 〔話〕 ひどい, いやな; 〔俗〕 素晴らしい.- ad. 〔俗〕 ものすごく」という意味で、BrigandやDelirium Tremens、PiraatやGulden Draak(色は黒い!)も含まれる。
 ビールの写真はこちらもほとんど「すべてを専用グラスに注いだ状態で撮影し、グラスもビールの色の違いも一目瞭然。」である。ビールは輸入されているが、グラスの形状がわからない時にこの本を見るとオリジナルの形状がわかってうれしい。最近発売された新銘柄(例えばKeyteなど)や新しい醸造所(AchillesやGlazen Torenなど)も掲載されているので是非入手されることをお薦めしたい。 
ジャパン・ビア・フェスティバル2006 東京会場
 5月6日(土)〜7日(日)恵比寿で、ジャパン・ビア・フェスティバル2006が開催された。ここでは、会場でのベルギービールに関連する部分を紹介する。
 まず、ベルギービールの出品であるが、シメイ・レッド、シメイ、ホワイト、シメイ・ブルー2006を三井食品(株)が出品。ボランティアブースのV-2として木屋さん出品による小西酒造が輸入するヒューガルデン・ホワイト樽。過去のビアフェスのからすると極端に少ない。前回あった木内酒造がアメリカ経由で輸入したレアなビールのケグコーナーを楽しみにしていた人も多かったはず。残念ながら到着が間に合わなかったらしい(5月中旬着という)。ということで、ぎりぎりまで待ったのかビールリストも当日になってホームページに掲載されていた。 

ベルギービールJAPANのコーナー

ビールを買うと景品がもらえる。

Grisette Fruit des Boiseと
St.Feuillien Blonde

初輸入のTournayトゥルネー750ml
Br.de Cazeau
本来の出品ビールにはベルギービールが少なかったが、会場外には今年もベルギービールJAPANのブースが出店していた。特に今年はなかなか入手しにくいベルギービールTシャツが陳列されていて、注目を集めていた。また、Duvel、ヒューガルデン・ホワイト、ラ・シュッフを購入するともれなく景品がもらえた。 Grisette Fruit des BoiseとSt.Feuillien Blondeの有料試飲が1杯600円であり、特にGrisette Fruit des Boiseの売れ行きがよく、2日間で売る予定だったのが1日でなくなり、急遽輸入元である某B社のT氏に追加依頼して運んで貰うということもあった。もともとの入場者が多すぎるせいもあるが、参加者の傾向として女性が多かったことも理由の1つであろう。
 最後に、初輸入のTournayトゥルネー。ベルギーのマイクロブルワリーであるBrasserie de Cazeauのほぼ唯一の銘柄。ブラッセルズを通して木屋さんが独占輸入したもので、今回200本限りの輸入という。我々は、La ChouffeとTournayを購入し、その場で冷やしていただき皆で分けて飲んだ。どちらもワロニアのエールとして大変美味しく、特に初めて味わうTournayは、無ろ過でほんのり甘くボリュームたっぷりの美味しいビール。アルコール度数が7.2%というのも、ボンブー(9.5%)やモアネット・ブロンド(8.5%)を飲みなれている口からするとまろやかに感じ、飲みやすいと思う理由であろう。※詳細は後日報告。
シメイ・カップ2006終了
渋谷ベルゴ、新宿フリゴ、銀座ベルゴのユーロフレックス3店によるシメイカップ2006が5月7日に終了した。シメイカップは、53名がCHIMAY QUIZに挑戦した。うち、当奉行所役員の成績は以下のとおり。
奉行 30
鴻巣同心 20
与力 20
八州回り 16
※当初案内文
瓶内二次発酵という独特の製法のベルギービールが酵母の循環による熟成の進み方、コルク栓、糖分、酵母の量といった複数の要素でどのような違いが出るのかを体感してみてください。
そこで、普段飲む機会の少ない750mlボトルをグラス売り(330ml)で販売いたします。
参加者の方にはCHIMAYをより知っていただくごとに景品をご用意しております。
さらに、CHIMAYビール全銘柄をお飲みになられたお客様にはスクールモン修道院、正規輸入元三井食品(株)様の御協力を得て実現しました「CHIMAY認定証」(EURO‐FLEX限定)を贈呈いたします。
 また、期間中特別料理もご用意しておりますので、楽しみながらCHIMAYの奥深さを味わってください。
シメイ カップ 2006開催中
 渋谷ベルゴ、新宿フリゴ、銀座ファボリのユーロフレックス3店では、4月29日から5月7日までの期間、シメイカップ2006を開催中である。
 詳しくは既掲済みで、ユーロフレックスのホームページでも参照して欲しいが、シメイ3種類のビールを大瓶750mlと小瓶330mlとを飲み比べ、シメイを使った料理との相性を楽しむというもの。
 すでに当奉行所の面々は3店を回りゴールし、賞品を受け取り、難しいCHIMAYクイズにも挑戦した。
 5月6日(土)恵比寿のジャパン・ビア・フェスティバル会場においてもシメイの正規代理店である三井食品(株)が出店し、シメイ・レッド、シメイ、ホワイト、シメイ・ブルー2006を試飲していたが、その場にも、シメイカップ2006のチラシが置かれPRされていた。
 さて、このシメイカップは三井食品(株)の協賛を得て開催されているが、今回はビールを全部制覇した人にはスクールモン修道院、正規輸入元三井食品(株)の協力を得て実現した「CHIMAY認定証」(EURO‐FLEX限定)がもらえるという。そういう認定証を修道院が本当に発行するのものなのかと多少疑義を抱いていたが、なんとベルギーのシメイのホームページに「CHIMAY CUP 2006,JAPAN」とのバナーが掲載され、クリックするとユーロフレックスのシメイカップのページにリンクが貼られている。さらに、バナーもユーロフレックスのものには「JAPAN」の文字が無いので、シメイホームページ用専用に作られたもの。世界中からアクセスがあるシメイのトップページに日本の催事が掲載されるなんて、驚き・・・なんか凄い。(お店の人も、はじめこのバナーには気がつかなかったという。)
 確かに認定証はシメイ公式のものである。ただし修道院ではなくシメイ醸造所の認定のようだ。
グーデン・カロルスのグラス(続)
前回、グーデン・カロルスのグラスについて報じた後、さらに別のグラスもあるということで、ベル・オーブの菅原店長から見せていただきました(右)。
 グーデン・カロルスのマークが入った小さな聖杯型のグラスです。このグラスは、キュベ・ヴァン・ド・カイゼルのグラスと同じ形状、同じ大きさですが、ロゴマークが異なる物です。このグラスは店長がHet Anker醸造所を訪れた折に入手したものだそうです。
 グーデン・カロルスの聖杯型グラスはかっこいいですね。
5月の渋谷ベルゴ・ゲスト樽生ビール!
渋谷ベルゴでは、毎週月曜日は、ゲスト・樽生ビールの日として、個性のある普段はあまり飲めない樽生ビールをご紹介している。
5月の予定は、以下のとおり。
5/1(月)デリリウム・トレメンス 9.0% ピンクの象が目印。しっかりとした味わいと苦味。
5/8(月)レフ・ブラウン 6.5% リンゴを思わせるフルーティーな香り。焙煎モルトを使用。
5/15(月)ホメル 7.5% ホップを強調した苦味のあるビール。
5/22(月)グリセッテ・ブロンシュ 5.0% すっきりした喉ごしと香りのあるブロンシュ。
5/29(月)グリセッテ・フリュイ・デ・ボワ 3.5% ブロンシュに3種のベリーを加えたフルーティーなビール。

ベル・オーブ2周年記念
ベルギービール「BELG AUBE」
ベル・オーブ六本木店2周年
ベル・オーブ六本木店が5月1日に開店2周年を迎えた。この2周年に合わせ独自輸入したベルギービールを提供を開始するというので、早速訪れた。
 この場では、輸入されたビールについて紹介しよう。輸入されたビールは29種類。それら全部ではないが樽生ビールや小瓶、大瓶、マグナムと各サイズ様々に輸入された。5月1日には通関したVan Steenberge醸造所のビールが並べられた。他の醸造所のビールやグラス類には通関が間に合わなかったということで、翌日以降の提供という。といってもVan Steenberge醸造所のビールだけでも凄い数。13銘柄であるが樽や大瓶などすべての種類を飲み終わるのはいつになることだろう。
 さて、この日いただいたビールは、まずBornem Tripel樽生。初めセリス・ホワイト樽、ルート・ボック樽、ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ樽が繋がれていたが、すぐにルート・ボックが終了したので、さっそくBornem Tripel樽を接続、提供開始である。なお、Bornem Tripelはすでに(株)廣島が輸入しているが、廣島は「ボーネン・トリプル」と表示している。Bornem(地名)は、ボア・セレストの山田さんによれば「ボルナム」が正しいというが、他の情報では「ボルネム」と表記しているケースを多く見かける。ただ「ム」は「ン」にも近いのでビール名は「ボルネン」としていた方が廣島のビールとある程度整合性がとれる。ベル・オーブのメニューでは「ボルネン・トリプル」と表記してある。
(株)廣島ではVan Steenberge醸造所のビールを数多く輸入していていわゆる正規代理店のように見え、ベル・オーブ輸入のビールはいわゆる並行輸入と感じられるが、実は今回輸入するにあたり菅原店長は1月に醸造所を訪問し、醸造所から直接輸入しているという。「これで並行輸入というのはへんですよねぇ。」との弁。
 ビールのタイプはトリプルなので、スパイシーなキレ味、ボリューム感を想像していたが、実際にはまろやかな、やわらかいのみ口ですっと喉を通る飲みやすい味。これは、小瓶と大瓶もあるのでいずれ飲み比べたい。また、Bornen Dubbelの小瓶、大瓶もある。
 Bornen Dubbel大瓶は、某B社のT氏とこの日最後に味わったが、ボトル・トラブルなのであろうか酸味がある。レッドビールのような味わいで乳酸による酸味。某B社ではこのような状態のビールは出さないと言っていた。今回の輸入はリーファーコンテナで、悪名のある中国経由も避け、ベルギー直ということで、通関して間もないビール。Bornen Dubbel大瓶はコルク栓なので、それが理由とも考えられるが不明。
 Bornem Tripel樽の次は、瓶ビールをいただく。Leute Bokbierルート・ボック、Gentse Tripelゲンツ・トリプル、Piraatピラートの3種類を仲間と味わう。ピラートは同じラベルの図柄で2種類のアルコール度数のものが存在し、このピラートは9%のもの。ルート・ボック小瓶にはかすかな酸味があり、樽生とは異なる味わい。ゲンツ・トリプルはトリプルらしいスパイシーな味わい。素晴らしいのはピラート9で、10.5%のボリュームたっぷりのピラートもよいが、適度なアルコール度数ですっきりまろやな味わい。ボルネン・トリプル樽と似た感じ。
Van Steenberge醸造所のビールで今回の目玉は、Gulden Draakのマグナム1.5リットルである。小瓶、大瓶、マグナム、そしてこの日はつないでいなかったが樽生の輸入もあり、凄い状態。マグナムは特に2周年のお祝いとして、菅原店長ほか有志で1.5リットルをシェアしていただく。美味しい。
時間もたって、ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ樽が空き、Augastijnアウグスティン樽が繋がれた。これは小瓶と大瓶、樽生との飲み比べ。実は前日自宅で大月酒店輸入のAugastijn大瓶を味わっていた。ベル・オーブ輸入の大瓶はモルティな感じでやわらかい。もっと瓶内2次発酵を経る必要がありそう。前日の大月酒店のボトルの方がスパイシーで刺激感があり、美味しく飲めた。ベル・オーブの大瓶はいつ飲み頃となるのであろうか。
ベル・オーブでは、自社輸入の29銘柄のビールを全部味わった人にプレゼントを用意するということで、スタンプラリーを始めた。スタンプラリーのエントリーは100円。エントリーした人は4醸造所29銘柄が書かれた台紙がもらえるので、是非挑戦してみては。
5月のBisCafe(渋谷)・イレギュラービール情報
5月のイレギュラービール情報
RREGULAR BEER What's 樽
第26回  5月2日(火)デ・コーニック
第27回  5月9日(火)デリリウム・トレメンス
第28回  5月16日(火)デュ・カシス
第29回  5月23日(火)グリセッテ・フリュイ・デ・ボア
第30回  5月30日(火)ブロンシュ・ド・ブリュッセル
http://www.biscafe.jp/
4月
ジャパン・ビア・フェスティバル2006のベルギービール情報
ゴールデンウィーク中の5/6(土) 5/7(日)に開催されるジャパン・ビア・フェスティバル2006東京会場での飲めるビールであるが、当初4月中旬発表予定であったが、その後4月末発表ということに変更になったが、4月29日現在、いまだに発表が無い。
 発表が遅れているのは、出展ビールが確定していないためであろうが、前売りチケットの販売も終了、または間もなく終了という時期になっても一部のビールの発表もないというのはちょっと不親切。早く知りたいものである。
 ということで、正式なベルギービール情報は未だないが、例年、楽しみにしていたレア物ビールのケグコーナーであるが、今回のフェスティバルに合わせアメリカから輸入する手はずだったが、大幅に遅れ4月初になったという。これが間に合えば、ビア・フェスも楽しいものになるのだが、間に合わないとちょっと寂しいものになる。発表が遅れているのもこのビールの到着を期待してのこと?間に合わないという話も聞いたが。
 さて、本来の出品ビールにベルギービールのレア物が期待できないのではないかという不安の中での嬉しい知らせ。
 毎年名古屋の木屋さん(ベルギービールJapan)が今年も出店する。有料試飲と販売ということだが、下記の通り。ベルギービールファンにはこちらのコーナーも目が離せない。私はずっとこのコーナーにいるかも。
--以下、ベルギービールJapanより転載(一部省略)--
ベルギービールJapan ブース出品情報
■樽生有料試飲
★樽生ベルギービール有料販売(2種類同時開栓)
いずれも無くなり次第終了です。
○サン・フイヤン・ブロンド
○グリゼット・フリュイ・デ・ボワ
■新入荷ベルギービール
日本初輸入のベルギービールを販売します、お楽しみに!
○トゥルネー750ml
■イベント販売
○ラ・シュフ キャンペーン
・ラ・シュフ750ml 1本お買い上げの方、
先着16名様にラ・シュフ帽子、40名様に専用グラス1個プレゼント!
■通常販売
この機会にグッズをたくさん手に入れてくださいね。
★ヒューガルデン・ホワイト グッズ付きキャンペーン
○ヒューガルデン・ホワイト330ml及び750ml
→もれなくコースター、キーホルダー、ピンバッジ、ミニグラスなどが付きます!
★デュベル グッズ付きキャンペーン
○デュベル330ml
→もれなく新栓抜き、新レトロコースターセット、専用グラスなどが付きます!
■フェスティバル限定醸造ビール"I Love Beer"販売(無濾過エール7.5度)
○"I Love Beer"330ml
■ベルギービールTシャツ販売
○大人気のベルギービールTシャツ
■ベルギーのお菓子
○ドミニカンクッキー
○ニックナック
○ラファエロ
○グリッシーニ
今年も恵比寿でお待ちしております!
ベル・オーブ2周年記念
ベル・オーブ六本木店は5月1日に開店2周念を迎える。それに合わせて、ベルギービールを樽、瓶とも独自輸入して提供するとのこと。ビールは4月28日に無事通関したとのことで、すでに内々にその日の晩から一部のビールの提供を始めたという。
ベル・オーブ六本木店のゴールデンウィーク中の営業は以下のとおり
  4/29(土) 通常営業
  4/30(日) 休業
  5/1(月) 18:00〜24:00         
  5/2(火) 18:00〜29:00
  5/3(水)〜5/5(金) 18:00〜24:00
  5/6(土)・5/7(日)休業
なお、新規に輸入されたビールは、セント・ベルナルデュス醸造所、リーフマンス醸造所、リヴァ醸造所、ヴァン・スティーンベルゲ醸造所の瓶と樽で、日本初輸入のものも多数含んだ魅力あるビールたちである。詳しくは、ベル・オーブのブログで確認を。
蔵くら7周年
下北沢にある蔵くらがこの5月2日で7周年を迎える。5月2日(火)には記念パーティ(満席)、5月3日(水)〜7日(日)の5日間は、地ビールやベルギービール、蔵くら自慢の料理やその他のドリンク類も全部20%OFF!とのこと。
・海晴亭阿佐ヶ谷店のゴールデンウィーク企画
-海晴亭阿佐ヶ谷店のホームページから転載-
■ゴールデンウィーク突入!
いよいよ、皆様お待ちかねのゴールデンウィークですね!阿佐ヶ谷店では、長いゴールデンウィークを満喫できるスペシャル企画をご用意しました。
まずは白生ビール飲み比べ!
いつものヒューガルデンとちょっと違う2種類の白ビールを用意しました。
29日からは、『グリゼット・ブロンシュ』 その後は『ブロンシュ・ド・ブリュッセル』
解説は・・・
ご来店いただいた時にさせていただきます!
さらになんと、スペシャルグッズのプレゼント企画もあります。
29日から5月7日までの期間中、お一人様ベルギービール3杯でスペシャルグッズをプレゼント!初入荷のミニグラス、『オルヴァル』と『デュベル』です。その他、栓抜きやピンバッジなどです。
数に限りがありますので無くなった場合はご容赦下さい。皆様のご来店、お待ちしております。
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※なお、下高井戸AGLIOでも、GWイベントがある。詳しくは、アイデコのホームページで。
5月のシロナマAgooゲストベルギー樽生ビールの日
-Agooのホームページから転載-
■5月ゲスト樽生情報&GW営業のご案内
5/8 (月)Gouyasse Tradition(ゴイヤストラディッション)
5/15(月)Brunehaut Blanche Biologique (ブリュノォ ブロンシュ バイオロジーク)
5/22(月)St.Feuillien Blonde(サンフーヤン ブロンド)
5/29(月)未定
なんといっても5/15のブリュノォのオーガニックホワイトビール、これは是非共飲みに来てください!! やっとの思いで入手しました。輸入元の話によると今回のロットは「激ウマ!!」との事です。
*5/1 (月)はゲスト樽生はお休みさせて頂きます。
Agoo店のGWの休業日は4/30(日)と5/7(土)6(日)です。よろしくお願いします。
※追伸:
■5/29(月)のゲスト樽生は Fruits des bois(フリュィ デ ボア)です
第4回ゴールデン・ウィーク シメイ・カップ2006ルール発表-ユーロフレックス
 渋谷Belgo、新宿FRIGO、銀座Favori(3店の会社名がユーロフレックスである)毎年、ゴールデン・ウィークの期間開催されるシメイカップであるが、今年もシメイの輸入元である三井食品(株)の協賛を得て、4月29日(土)から5月7日(日)までの期間、下記案内文のとおり開催される。
 今年のテーマはシメイ大瓶、小瓶の「飲み比べ」。なお、今年は飲んだ量を競うのではなく、また達成者には「CHIMAY認定証」が発行されるので、1人1エントリーということ。量が飲めない方にもシメイカップのチャンスがある。
 以下、案内文。

---案内文---
【第4回ゴールデン・ウィーク シメイ・カップ2006】
         2005年4月29日(土)から5月7日(日)まで開催決定!!

 期間:2006.4.29(土)から2006.5.7(火)まで
 場所:Belgo(渋谷)、FRIGO(新宿)、Favori(銀座)

 CHIMAY CUP 2006は330mlと750mlの飲み比べしていただきます。
 瓶内二次発酵という独特の製法のベルギービールが酵母の循環による熟成の進み方、コルク栓、糖分、酵母の量といった複数の要素でどのような違いが出るのかを体感してみてください。
そこで、普段飲む機会の少ない750mlボトルをグラス売り(330ml)で販売いたします。
参加者の方にはCHIMAYをより知っていただくごとに景品をご用意しております。
さらに、CHIMAYビール全銘柄をお飲みになられたお客様にはスクールモン修道院、正規輸入元三井食品(株)様の御協力を得て実現しました「CHIMAY認定証」(EURO‐FLEX限定)を贈呈いたします。
 また、期間中特別料理もご用意しておりますので、楽しみながらCHIMAYの奥深さを味わってください。

【CHIMAY CUP2006 規約】
 各店指定銘柄
 BELGO:CHIMAY White(330ml)、Cinq cents(750ml)
 FRIGO:CHIMAY Red(330ml)、Premire (750ml)
 Favori:CHIMAY Blue(330ml)、Grand Reserve (750ml)
エントリー用紙にはチェック欄(330ml欄、750ml欄、フード欄=3ポイント欄/1店舗)を
設けていますので当てはまる銘柄のCHIMAYビール、及び、お食事を購入の際
キャッシャーにて捺印いたします。

【STEP 1】:ビールのみクリアー
店舗クリアー(330ml+750ml(グラス売り))ごとに景品が増えていきます。
 1銘柄クリアー(1店舗): CHIMAYステッカー又は CHIMAYコースター
 2銘柄クリアー(2店舗): CHIMAYボールペン
 全銘柄クリアー(3店舗): 灰皿、トランプ、コースター立て、栓抜きのいずれか(先着順)
スクールモン修道院よりEURO FLEX限定CHIMAY認定証を贈呈いたします。

【STEP 2】ビール、フード全クリアー
期間中は前回好評いただきましたCHIMAYビールを使った特別料理を提供いたします。
是非CHIMAYビールとお食事のマリアージュをお楽しみください。
ビールチェック欄全てとお食事のチェック欄も3店舗分全て捺印されたお客様にはVintage CHIMAYビールをプレゼントさせて頂きます。
*期間中お一人様1エントリーのみとさせて頂きます。(複数回、重複、複数人エントリー不可。)
*ベルギービールパスポート併用可。

【STEP 3】CHIMAYクイズ

特大CHIMAY CUP
CHIMAY認定証を入手された方にはスクールモン修道院で実際に出題されているクイズを特別にお渡しいたします。
エントリー者の中から正解数上位3名様に以下の賞品をプレゼントいたします。
最優秀賞:2003 Vintage CHIMAY3000ml×1本 CHIMAY陶器グラス
  2位:CHIMAY750ml×1本 CHIMEYグルメグラス×2ヶ
  3位:CHIMAY750ml×1本 CHIMAYグラス
最優秀賞の方は銀座Favoriに飾ってある特大CHIMAY CUPに優勝者として名前を残させていただきます。
提出方法、期限等はクイズの記入用紙に記載してありますのでエントリーされた方はご確認ください。
G.WはじっくりCHIMAY伝統の味わいに舌鼓はいかがですか。STAFF一同お待ちしております。
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各店詳細はhttp://www.eurobeer.net 
新宿Frigo6周年イベント
新宿Frigoがこの4月で開店6周年を迎え、4月10日(月)〜4月13日(木)までの4日間、6周年イベントを開催した。
 今回は特別な初登場ビールはなかったが、普段1人では絶対に味わいことができない3リットルボトルを集めて、これをみんなでシェアしようとというもの。集めた3リットルボトルはChimay Grande Reserve Jeroboam、 St. Feuillien Triple、Triple Karmeliet、Leffe Blonde、Duvelの5種類だが、Chimay Grande Reserve Jeroboamは、2003年、2004年、2005年の3ヴィンテージを集めた。また、Duvelの3リットルはすでに生産中止となっていて貴重なもの。これらの3リットル瓶は初日4月10日と最終日の4月13日の2回に分けて登場した。
 2日の4月11日には、久しぶりの樽生ビールであるデリリュウム・トレメンス樽が登場。
 さて、料理はこの6周年を記念した特別料理。全てビールを使用した料理で、使用したビールとのマリアージュが楽しめるというもの。奉行所の面々も都合をつけてこの期間、新宿ファボリに集合した。

◎ダブルマグナムボトル(3,000ml)をみんなで飲もう!
初日、4月10日(月)の3リットル瓶は、Chimay Grande Reserve Jeroboam、St. Feuillien Triple、 Triple Karmeliet、Leffe Blondeの4種類。Leffeは1本限り、他は2本づつ用意してあるという。私が到着した時間にはすでに先客によりSt. Feuillien Tripleが開栓されていた。
 (限定70杯)
→以下詳細は長くなるので、イベント報告で。(工事中)
久々にアントワープ・セントラル
4月からレフ・ブリューン樽が有楽町のアントワープ・セントラル以外でも味わえるようになったが、久々にアントワープ・セントラルを訪れた。昨年11月11日にオープンしたベルジアン ビア・カフェ アントワープ セントラルであるが、レフ・ブリューン樽の提供が12月9日からはじまった時には1杯1100円であったが、今回は1000円ということで100円の値下げ。それでもレフ・ブロンドは1杯900円でブリューンは100円高い。
 相変わらずの人気、混み様でカウンターに席をお願いする。この店特有のシステムによるビールの美味しい注ぎ方を見るにはカウンターがよい。次から次へ注文が入ってくるが、これをスピーディにこなしていく。実に無駄の無い動きでビールが注がれていく。
 瓶ビールは小西酒造が輸入するビールだけかと思っていたら、メニューにDe Koninckの文字があったので注文すると、(株)きんきが輸入するデ・コーニンクであった。店名にアントワープを冠しているので、アントワープの有名な地ビールであるデ・コーニンクを置かないわけにはいかないのであろう。
 さて、この店のオープン時に言われていた「特別なビールが輸入されている」という話、ヒューガルデン・スペシャルとベルビュー・クリーク・エクストラであるが、ヒューガルデン・スペシャルを見ることはなかったが、ベルビュー・クリーク・エクストラを味わう機会を得た。アルコール4.3%賞味期限は2006.9.29の物。通常のベルビュー・クリークよりももっと果汁分を感じるが、ランビックビールとしてではなくビール・カクテルとして甘くて非常に美味しい飲み物。色もきれいである。
グーデン・カロルスのグラス
グーデン・カロルスのグラスで一般的なものは、背が高くたっぷり入るグラスで、泡立ちがよいグーデン・カロルス・トリプル用と言われてきた物である。トリプルを飲むときにはよいのだが、クラシックやアンブリオを飲むときも1本まるまる思い切って注がないと泡が口まで届かないので、どうにも大きすぎると感じている。これとは別にあまり流通していないグラスに聖杯型のグラスがある。ブラッセルズ神楽坂店では聖杯型のグーデン・カロルスグラスで供する。さらに、キュベ・ヴァン・ド・カイゼル用には、より口が開いた小さな聖杯型のキュベ・ヴァン・ド・カイゼルロゴ入り専用グラスがある。これら3種のグラスはいずれも金縁で高級感がある。
 一般的には小西酒造が輸入するトリプル用が入手しやすく、ほかに大月酒店では3種類とも購入可能である。大月さんは3種をそれぞれトリプル、クラシック、キュベ用としており、アンブリオ用のグラスやクリスマス用のグラスはないのか調査している様子。
 さて、ヘット・アンケル醸造所のホームページを見ると、トップページに写真があってクラシック、アンブリオ、トリプルいずれも同じ聖杯型のグラスにビールが注がれている。聖杯型のグラスが標準なのか?
 アンブリオが発売前の古いコースターを確認すると、今度はトリプル用のグラスにクラシックとトリプルが注がれている。このトリプル用のグラスが標準であった時代があったようで、トリプル専用というわけではなさそうである。
 そうすると、クラシック、アンブリオ、トリプルの3種類のビールを注ぐときはいわゆるトリプル用、聖杯型いずれもOKで、特に注ぎ分けをすることもなさそうである。
 いずれでもよければ好みの問題。私は聖杯型の方がほどよい量が注げてお気に入りである。ありがたいことに、この春、小西酒造が輸入したグーデン・カロルスのグラスが、聖杯型のグラスに変わっており、大月酒店以外でも購入ができるようになった。聖杯型グラスも入手しやすくなり、これから普及しそうである。
ところで、この聖杯型のグラス、金縁でかっこよいと思っていたら、金縁の無いグラスを見つけた。グラスの脚の部分の玉も球状ではなく少しスマートで細い。重さも軽く通常の聖杯型のグラスに比べるとプラスチックではないかと疑うようなグラスである。ロゴは変わらないのでグーデンカロルス3種用と思われるが、このグラスは新型なのであろうか。
シメイ・ブルー2006登場
毎年この時期にシメイ・ブルーの新ヴィンテージビールが登場するが、今年も早速2006年ヴィンテージが登場した。今年の頭に醸造されたものが輸出され、船に乗って日本に到着。通関手続きを経て、この時期店頭に登場するというのは驚くべき手続き、輸送のスムーズさ。
 複数購入し、1本はボジョレー・ヌヴォーのようにフレッシュなうちに味わっておきたい。そして、これが今後どう変化していくのか楽しむのもシメイ・ブルーの楽しみ方の一つである。さらに、ヴィンテージ違いを飲み比べる・・・。
ワールド・ビア・カップ2006、ベルギービールの入賞成績
1996年から2年おきにに開催されているワールド・ビア・カップ。2006年は、4月10日、11日に審査が行われ、ベルギービールは15個のメダルを受賞した。成績は以下のとおり。

◎Category: 7 Fruit and Vegetable Beer(41 Entries)
Gold :Redbach Palm Breweries Belgium Site Brewery Rodenbac Roeselare
Silver :Fruitesse Kriek Liefmans Breweries Dentergem
Bronze :Fruitesse Framboos Liefmans Breweries IDentergem
◎Category: 20 Munchner-Style Helles(44 Entries)
Bronze :Lowenbrau InBev Brussels
◎Category: 40 Belgian-Style White (or Wit)/Belgian-Style Wheat(32 Entries)
Gold :Hoegaarden InBev Brussels
Bronze :Wittekerke Belgian White Bavik Brewery Bavikhove
◎Category: 41 French- Belgian-Style Saison(21 Entries)
Gold :Straffe Hendrik Blond Liefmans Breweries Dentergem
◎Category: 42 Belgian-and French-Style Ale(24 Entries)
Gold :Brugse Zot Brouwerij De Halve Maan Bruges
Bronze :Special De Ryck Brewery De Ryck Herzele
◎Category: 43 Belgian-Style Sour Ale(22 Entries)
Gold :Rodenbach Grand Cru Palm Breweries Belgium Site Brewery Rodenbach Roeselare
◎Category: 44 Belgian-Style Dubbel(20 Entries)
ベルギービールの該当なし
◎Category: 45 Belgian-Style Tripel(30 Entries)
Silver :Affligem Tripel Affligem Brouwerij Opwiik
Bronze :Gouden Carolus Triple Het Anker Mechelen
◎Category: 46 Belgian-Style Pale Strong Ale(21 Entries)
ベルギービールの該当なし
◎Category: 47 Belgian-Style Dark Strong Ale(18 Entries)
Gold :Bonsecours Brune Brasserie Caulier Peruwelz
Silver :Lozen Boer Abt DeProef Brouwerij Lochristi-Hijfte
◎Category: 48 Other Belgian-Style Ale(28 Entries)
Silver :Malheur Biere Brut Brewery Malheur Buggenhout

 「Category: 7 Fruit and Vegetable Beer」では、ベルギーが金銀銅を独占していますが、フルーツジュース入りのビール、Redbachが金賞ということで喜んでいいやら困った結果です。
 「Category: 40 Belgian-Style White (or Wit)/Belgian-Style Wheat」では、Hoegaardenの金賞は当然。Hoegaardenにいかに近いかを競っているようなものです。
 「Category: 41 French- Belgian-Style Saison」では、Straffe Hendrik Blondが金賞ということで喜ばしい結果ですが、Straffe Hendrik BlondがSaisonビールの範疇で良いのか疑問です。
 「Category: 42 Belgian-and French-Style Ale」の金賞Brugse ZotとStraffe Hendrik Blondは面白い関係にあります。Brugse Zotを醸造するBrouwerij De Halve Maanは、最近までBrouwerij Straffe Hendrikという名の醸造所でStraffe Hendrik Blondを作っていたからです。Straffe Hendrik BlondはこのCategory: 42 Belgian-and French-Style Aleのビールだと思います。
 「Category: 43 Belgian-Style Sour Ale」の金賞がRodenbach Grand Cruというのも当然という気がしますが、2004年にはBoon Geuze Mariage Parfaitが銀賞でベルギー最高位だったことを考えると、この部門は1つのカテゴリーのままでいいのでしょうか。少なくともランビックビールは別部門でしょう。
 「Category: 45 Belgian-Style Tripel」では銀賞にAffligem Tripel、銅賞にGouden Carolus Tripleという結果です。Affligem Tripelは2004年に続き金賞の栄誉、Gouden Carolus Tripleは2002年の金賞に1回開けての入賞です。このコンテストは美味しさを競うわけではないことがよくわかります。どちらが美味しいかは日本のベルギービールファンはみんなよく知っています。
 「Category: 44 Belgian-Style Dubbel」と「Category: 46 Belgian-Style Pale Strong Ale」にはベルギービールの入賞がありません。特にBelgian-Style Dubbelの部門においては1996年にこのコンテストが始まって以来一度もベルギービールの入賞がないという不思議な部門です。
黒人のDuchesse de Bourgogne?
Duchesse de Bourgogneドゥシャス(デュシェス)・ド・ブルゴーニュの大瓶である。大瓶は瓶に直接絵柄が印刷されたプリント瓶である。
 ドゥシャス(デュシェス)・ド・ブルゴーニュは大変人気の高いレッドビールであるが、小瓶よりも大瓶の方が断然状態がよい。小瓶は小西酒造でも輸入し入手し易いが、大瓶は現在のところ大阪の大月酒店のみ輸入している(※品切れ中)。
 さて、海晴亭阿佐ヶ谷店の高橋店長はドゥシャス(デュシェス)・ド・ブルゴーニュが大好きで、この大瓶を大月酒店からかなりの本数を仕入れたが、その中に1本変わったボトルを発見。それが、右の写真のボトルである。
 Duchesse de Bourgogneと縦に書かれた文字の下に小さくブルゴーニュ公妃マリーの顔が描かれるはずが、このボトルは四角い白地があるだけ。その右隣りに良く見ると幽霊のような黒い顔の女性像が描かれている。本来この女性像が四角い白地の上に印刷されてはじめて白顔のマリー公妃の顔になるのであろうが、大きく印刷ズレをおこしてしまったようである。
提供店
日付 店舗名
4/11 ベル・オーブ六本木店
ドゥシャス(デュシェス)・ド・ブルゴーニュ樽、ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ樽、レッドビール飲み比べ
 昨年の愛知万博のベルギー館で提供されていた樽生ビールに小西酒造が輸入したドゥシャス(デュシェス)・ド・ブルゴーニュDuchesse de Bourgougneの樽があったが、これもデリリュウム・トレメンス同様、万博終了後、若干残っていた樽がいくつかのビアカフェで登場したので飲んだ方も多いはず。昨年11月末までに、全ての樽がほぼ出尽くした感があったドゥシャス・ド・ブルゴーニュ樽であるが、ベル・オーブ六本木店の菅原店長とのやりとりで、「ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ樽との飲み比べを是非やりたいですね。」との会話から、ベル・オーブに2樽あった樽のうち1樽は、ビオス樽の開封まで秘蔵されることになった。 
 その後ベル・オーブ六本木店では、直輸入のセリス・ホワイト、グーデン・ドラーク、ビオス、ピラート、ルート・ボックと順に樽が開栓され一巡したところで、いよいよ満を持してビオスとドゥシャス・ド・ブルゴーニュの両レッドビールの樽生飲み比べを行うことになった。
 ドゥシャスとビオスの両ブルゴーニュ、レッドビールという範疇以外に意外な共通点があった。それは、ケグ(樽)がどちらも黒くコーティングされていることである。ビールの酸味となにか関係があるのか?などとさまざまに想像してしまう。
 カウンターに席を設けると、早速この2つにビールを同時に出してくれるようにお願いする。レッドビールの樽生が同時に2種類味わえる店なんて、「世界中でもここだけ」の状態。期待が膨らむ。
さて、味わいは、ビオスは5%のアルコール度数で、軽く飲みやすい。強い酸味はなく、やさしいほんのりした酸味でスッキリ感。ピルスナー好きにも是非飲んで欲しいビールである。プレミアムな感じはしない。次にドゥシャス。前日開栓直後はもっと凄かったという店長だが、2日目でも素晴らしい味わい。アルコール6.2%のボリューム感がある。ビオスよりも色が濃く、香りをひと嗅ぎしただけで強い酸味を感じる。口に含むと酸味が刺激し口をすぼめるが、口中でビールが広がってこのビールの素晴らしい味わいを感じる。万博後ずいぶん日が経つが、いまだに美味しい状態で飲むことができるという幸せ。フレッシュである。また、ガス圧の調節が上手くいったのか、泡立ちも適度。
 レッドビールの飲み比べに満足。「今度はホワイトビールで、ヒューガルデン樽、セリス・ホワイト樽、セント・ベルナルドス・ウィット樽のセリス3兄弟で飲み比べですネ!」とまたまた無謀な企画が飛び出してくる。
その後は、せっかくなので、ドゥシャスの樽と瓶ビールの飲み比べを行う。
 まず、小西酒造輸入の小瓶をいただく。賞味期限は2007年4月のもの。澱がなく酸味もすっきりで状態はよい。泡立ちは樽の方が断然よい。以前飲み比べたときよりも瓶の味わいはかなりよいが樽よりは劣る。微妙に乳酸の状態が異なるようである。
 店のカウンターの隣りの席に、ベルギーのZythos Bier Festival 2006 に行ってきたという方がおり、ドゥシャスの樽を味わっていた。その方のお土産で、ドゥシャスの大瓶がベル・オーブの冷蔵庫に冷やされているということで、その大瓶のご相伴の栄に浴することになった。大瓶はハンドキャリーで持ち帰られたもので、賞味期限は2007年12月。味わいは樽と同等で、極めて状態がよい。大月酒店輸入の大瓶よりもさらに美味しいのである。輸入で一番状態が良いのは航空便だというが、そのとおりである。
 Duchesse de Bourgougneの最後の1樽を幸せな状態で飲み終えた。小西酒造ではこの樽を継続して輸入する予定はないというが、是非ともこのDuchesse de Bourgougne樽を輸入される輸入元が現れることを切望する。
提供店
日付 店舗名
3/29 ベル・オーブ六本木
4/11 新宿フリゴ
4/12 Copa町田店
5/1 渋谷ベルゴ
5/4 Copa町田店
デリリュウム・トレメンス樽
 デリリュウム・トレメンスの樽は、昨年の愛知万博のベルギー館で大好評であり、万博終了後も残った樽がいくつかのビアカフェで提供され、味わう機会を得た。
 その後、全ての樽が飲みつくされたと思っていたが、最近、再びデリリュウム・トレメンスの樽が登場し始めてきた。
 輸入元の(株)廣島では、万博で好評だったので、継続して樽を提供していくとの話も聞いていたので、新しく輸入されたロットかもしれない。(株)廣島からは新しいロットによる新銘柄ビールや定番ビールが登場している。見分け方は、廣島が張ったバックラベル(シール)が黒い文字で台紙がツルツルと光沢があるのが新しいものである。以前のロットは光沢がない薄い紙なので、ちょっと見ると区別がつく。もっと古いものは青文字の小さな台紙にビール名等が黒色で印字されているもの。
 さて、デリリュウム・トレメンス瓶においても、新しいロットをベルオーブ六本木店で見つけたので、早速、樽と新ロットのデリリュウム・トレメンスの飲み比べをおこなった。樽の方ははきれいなゴールドをしており飲みやすい。この樽には酸味を感じない。瓶の方は賞味期限が2008.6.30とあり、アルコール度数は8.5%。廣島による裏ラベルも9%から8.5%の表示に変更されている。よく見るとラベルが一部変わっており、アメリカ輸出用のラベルであった。なお、今回のロットすべてがアメリカ輸出用のラベルではなく、その後他店で確認した時は、従来どおりのラベルで賞味期限が2008.12.31の瓶も見つけることが出来た。瓶も輸入したての時は美味しい。澱があって樽よりも香り高くフルーティでフレッシュ感もある。ちょっと金属味があるのが気になった。
 4月11日、新宿フリゴで味わった樽の方は酸味があって、飲みにくい味わい。デリリュウム・トレメンスの樽は状態が一定していないとの噂も聞く。この酸味のある樽味も何回か経験しているが、もう一杯おかわりして飲もうという気にならなかった。
Maredsousマレッツ6樽
「まだ、あったのかぁ〜」と驚かされた。年度末、年度始めになって、旧に愛知万博で提供されていた樽生ビールが再び登場し始めてきた。
 もう飲み尽くしたであろうと思われていたマレッツ6樽が登場。3月30日に海晴亭阿佐ヶ谷店を訪れると、偶然にもマレッツ6の樽。
提供店
日付 店舗名
3/30 海晴亭阿佐ヶ谷店
4/11 渋谷Biscafe
5/20 すがや・ほろ酔い会
 すっきりした苦味のある辛口のブロンド。他のアベイのブロンド樽とは異なる個性を持っている。こうした素晴らしいビールの樽が、もう日本では飲める機会がなくなるとは寂しい。4月11日には渋谷Biscafeでも最後のマレッツ6という。
新宿Frigo・おかげさまで6周年!
新宿Frigoが開店6周年を迎える。なお、下記CHIMAYマグナムボトルは、2003〜2005の3ヴィンテージを揃えたという。
-以下、フリゴのホームページより転載-
おかげさまで6周年!
おかげさまでFrigoは6周年を迎えることができました。
皆様に感謝の気持ちを込めて、来る4/10(月)〜4/13日(木)までの4日間、6周年イベントを開催いたします。
これからもビールに熱い情熱を注ぎ、皆様に愛されるFrigoをめざしていきます。
[6周年イベント概要]
ダブルマグナムボトル(3,000ml)をみんなで飲もう!
輸送途中での少ないダメージ、酵母の循環による熟成の進み方、コルクにある無数の孔、糖分、酵母の量といった複数の要素がすべてボトルに詰めた後の発酵に影響を及ぼすといわれているのがマグナムボトルです。
通常のレギュラーサイズとは違った味わいをお楽しみ下さい。
□4/10(月)(限定70杯)
 CHIMAY, St. Feuillien Triple, Triple Karmeliet, Leffe Blonde
□4/13(木) (限定70杯)
 CHIMAY, St. Feuillien Triple, Triple Karmeliet, Duvel
 ※Leffe Blonde、Duvelは1本=10杯のみ
両日、各銘柄ともに250ml / \1,000-でご提供いたします。レギュラーサイズとのテイスティング・セットも\2,000-の特別価格にてご提供いたします。
 ※開催日にご注意下さい。

Delirium Tremens 樽生開栓!1樽限り
「ピンクの象さん」登場です。ボトルのかわいいラベルとは対称的に、名前の由来はオランダ語で「アルコール中毒による震え」だそう。
グラスに口をつけると、プラムにも似たフルーティーな香りが迫ってきます。ほのかな甘みを楽しんだ後は、喉の奥に心地よいアルコール感が。
樽生ならではのフレッシュさをお楽しみ下さい。
 Delirium Tremens / デリリウム・トレメンスAlc. 9.0% 250ml \1,100-

6周年特別メニューをご用意!
ベルギービールを使った特別メニュー
□スズキのマリネ 桃のコンポート 〜ライム風味〜 \900-
□リードヴォーのCHIMAYチーズ焼き \1,200-
□サーモンソテー Hoegaarden Gran Cruとキノコのクリームソース \1,300-
□地鶏ムネ肉の薫製ロースト 〜レッドビールソース〜 \1,400-
□イベリコ豚ホホ肉のビール煮込み \1,500-
□グーズビールのゼリーとフルーツ \500-
どれもシェフ自慢の一皿です。ベルギービールとのマリアージュをお楽しみ下さい。
レフ・ブラウン(ブリューン)樽とレフ・ブロンド樽の飲み比べ
 4月からアントワープ・セントラル(とバレル)以外にも解禁されたレフ・ブリューン樽生であるが、常時レフ・ブロンドとの飲み比べができる店は、やはりアントワープ・セントラル(とバレル)に限られるようである。
 しかし、4月3日(月)銀座ファボリにおいて、タップが4つあるので、もともと提供していたレフ・ブロンド樽に追加してレフ・ブラウン樽を繋いだので、ある短い期間ではあるが、ブロンドとブラウンの両方を提供する状態となった。そういう機会を逃さないよう早速お店を訪れた。
 レフ・ブラウン樽をアントワープセントラルで味わったときは、ドライなイメージがあったが、今回のたるは以外にも甘味を感じ、ボリューム感もある。こちらの法が好みである。クリアーなブラウンできれいに透き通る。ローストした麦芽の苦味が感じられるが飲みやすい。一方、レフ・ブロンドは苦味がなく、スウィートで飲みやすい。
 せっかくなので、レフ・ブラウンの小瓶も比較のためにいただく。小西酒造が輸入する賞味期限2007.2の物である。瓶もクリアーなブラウンであるが、より苦味が強く、なにより香りが高い。状態が非常によいのか、瓶の方に好感を持った。瓶の方がわずかに複雑な味わいがするのに対し、樽はすっきりストレートな薄っぺらさがある。ただし、樽も時間が経って温まると、瓶に似た味わいに変化してきた。
 なお、レフ・ブラウンの表記だが、瓶ビールには「レフ・ブラウン」と小西酒造の裏シールには書かれているが、アントワープセントラルのメニューの樽は「Leffe Brune」(レフ・ブリューン)である。
レフ・ブラウン(ブリューン)樽
レフ・ブラウン樽は、小西酒造が輸入し、有楽町のアントワープ・セントラルで提供されていた樽生ビールだが、4月からビア・カフェ各店でも扱うようになる。
 渋谷ベルゴ(4/17)、シロナマAgoo(4/17)でもゲストビールとして提供予定になっているが、一足先に銀座ファボリにおいても「いよいよ銀座FavoriにLeff Brune 樽生登場!!」とのこと。
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銀座Favoriの4月3日(月)のGuest BeerにLeff Bruneが初登場!
アベイ・ビールの定番、Leffシリーズのブラウンタイプのエールです。
ローストした麦芽の醸し出す香ばしさが心地よい飲み口です。
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 また、阿佐ヶ谷海晴亭においても、レフ・ブラウン樽がやはり4月3日(月)から提供が始まるとのこと。渋谷Biscafeでは4月4日(火)から提供。
 なお、本家大阪のベルジアン・ビアカフェ バレルではアントワープ・セントラルよりだいぶ遅れて3月6日からレフ・ブラウン樽の提供が始まった模様である。年始に試験的に開けたこともある?。
4月のBisCafe(渋谷)・イレギュラービール情報
4月のイレギュラービール情報
4月4日レフ・ブリューン
4月11日マレッツ・ブロンド(正真正銘最後の一樽)
4月18日ベルビュー・クリーク
4月25日ポペリングホメル
レフ・ブリューンとマレッツ・ブロンドはレフブリューンの入荷日が流動的なので入れ替えの可能性があります。ご了承ください。
http://www.biscafe.jp
4月の渋谷ベルゴ・ゲスト樽生ビール!
渋谷ベルゴでは、毎週月曜日は、ゲスト・樽生ビールの日として、個性のある普段はあまり飲めない樽生ビールをご紹介している。
4月の予定は、以下のとおり。
4/3(月)バルバール 8.0% ハチミツ入りの柔らかい甘み。
4/10(月)デュ・カシス 5.7% カシスを使った甘さ。控えめな味わい。
4/17(月)レフ・ブラウン 6.5% 日本初登場。カラメルの香りのするブラウンビール。
4/24(月)サン・フーヤン・ブロンド 7.5% オレンジのフルーティさのある爽快なビール。
4月のシロナマAgooゲストベルギー樽生ビールの日
-Agooのホームページから転載-
4/3 BELLE-VUE KRIEK (ベルビュークリーク) 「さくらんぼビール 季節的にピッタリ!!」
4/10 URCHON (ウルション)
4/17 Leffe brune(レフ ブラウン)
4/24 grisettte blanche(グリゼット ブロンシュ) 「ホワイトビール」
全てAgoo初登場です。お楽しみに!!
お花見
 今年は4月1日(土)、2日(日)が東京でのお花見のピーク。
 ブラッセルズ神田店隣りのお茶の水小学校の桜が満開ということで、ブラッセルズ神田店も特別営業をおこなった。通常土曜日は17:30からの営業、日曜は定休日ということだが、神田店サクラ祭り特別営業!ということで、4月1日(土)、2日(日)とも12:00から営業ということで、昼も夜もお花見のお客さんで賑わったという。
3月
フーデックス・ジャパン2006
3月14日(火)〜17日(金)の4日間、幕張メッセにおいてフーデックス.ジャパン2006が開催された。
 今年は、ビール関連では、特段新しい情報を得ることができなかった。出店はベルギービール関連では、インベブ/小西酒造(株)、ブラッセルズ(株)、ユーロパブ・インポーツ(有)、ベルギービール広報センター、えぞ麦酒の5つのブースが出店し、既知のビールのPRを行っていた。
 各ブースを紹介すると、小西酒造では、ヒューガルデン・ホワイト樽生のアピールのほか、定番の瓶ビールの試飲、そしてレフ・ブロンド樽生とレフ・ブラウン樽生の試飲を行っていた。レフ・ブラウン樽は有楽町のアントワープ・セントラルだけでの提供であったが、4月からは他のビアカフェにも提供を始めるとのこと。
 ブラッセルズのブースは広い間口を確保し、自社で輸入するデュポン、サン・フーヤン、ルフェーブル、ブリュノーの4醸造所の樽生ビールや瓶ビールを提供しPRに努めていた。サン・フーヤンとブリュノーの2醸造所からは醸造者が来日していた。今年もブリュノーのギイさんからは長い時間にわたり貴重な話を伺うことができた。
 ユーロパブ・インポーツは、ベルギーだけでなくドイツにもブースを出しており、それぞれの国の隙間のビールをピンポイントで輸入する方針のようだが、ベルギービールではステラ・アルトワ1本で勝負していくようである。
 ベルギービール広報センターは、各輸入元のビールを揃え、、総合的にベルギービールの紹介に務めていた。トラピスト・シメイの試飲はここのブースということになる。
 えぞ麦酒のブースは他のビール関連のブースの裏側に位置した場所にあり、カフマンさんからは「サビイシイネ」との声も。サラ、ジョセフなどのシランリュウ醸造所のビールとマローン醸造所のビールは変りがない。ただ、サラのグラスのデザインが新しくなっていた。アベイ・デ・マローンのブロンド大瓶も珍しいところ。
 ベルギーとは別の場所に、日本ビールが独自の一角を作っていたが寄らずに終わった。
 今年のビール界のキーワードは「プレミアム」とのこと。本当のプレミアムビールであるベルギービールの発展が期待できそうな1年である。
雑誌 The Beer&Pub Vol.4
 雑誌 The Beer&Pub Vol.4が3月10日に発売された。1,300円。藤原ヒロユキさんが編集長を務める日本語によるほとんど唯一のビール専門雑誌である。
 この最新号の特集は、ベルギービール。"ベルギービール紀行”では、私が訪れた数々のビアカフェや醸造所の写真や情報が充実しており、見ているだけで楽しくなる。ベルギーのビアカフェマップは便利であろう。"通いつめたい「ベルギービールが凄い店」 ”では奉行所行きつけのお薦め店が多数掲載されている。なお、今号掲載のお店だけが凄い店ではなく、すでにVol.1〜Vol.3にも"ビールが旨いPub & Bar”として掲載済の優良店が多数あるのでそちらも再度参照願いたい。
 スペシャル対談として、"小西酒造社長 小西新太郎×藤原ヒロユキ”という記事もあるが、藤原ヒロユキさんの、ベルギービールは銘柄ごと専用グラスがあって、ある店でシメイを注文したら異なるグラスで出てきて香りが弱く感じられた、との発言に対して、小西社長の「そんなに違います?」との発言にはビックリ。
 なお、この雑誌はフーデックス(3/14〜17)のベルギービール関連のブースのカンターにも展示されていたと思ったら、その後、藤原ヒロユキさん自身、各ブースを熱心に訪問されておりました。(3/14)
Leute BokBierルート・ボック樽
3月6日(月)、ベル・オーブ六本木店において同店が直輸入したルート・ボックビールの樽が開栓された。セリス・ホワイト(12/15、輸入80樽)、グーデン・ドラーク(12/22、輸入8樽)、ビオス・ブラームス・ブルゴーニュ(1/5、輸入20樽)、ピラート(2/2、輸入12樽)、ルート・ボック(3/6、輸入8樽)の順に提供されてきたが、これで1順したわけである。
 私は3/7に訪れた。この日のベル・オーブ六本木店のタップ3本は、セリス・ホワイト樽、ルート・ボック樽、ピラート樽、すべてヴァン・スティーンベルヘ醸造所の樽生ビールが繋がれているという驚異の状態。セリス・ホワイトをいただいたあと、さっそくルート・ボックを味わう。
 ルート・ボックは、7.5%のブラウンビール。ルート・ボックのボックBokは、ドイツビールのボック(Bock)と同じ意に使われていて、グラスには、ヤギの絵柄がある。ドイツのボックの名前の由来は、誕生の地アインベック(Einbeck)が訛りボック(Bock)になったという説、ドイツ語の「ヤギ」(Bock)を示すという説があるが、ヤギの図柄は後者に由来する。なお、ヤギ説にはさらに「ボックを飲んだら若い雄ヤギのように元気になる」という説と、「ビール 飲み競争でヤギが勝ったから」という説があるという。いずれにせよドイツのボック=ヤギ説に関連ある図柄だが、ビールの味わいは別のもの。ベルギーのボックでは、他にバルバール・ウィンターボックBarbar Winterbokやシュッフ・ボックChouffe Bok 6666などが例にある。
 これまで、瓶ビールを何本か味わってきたが毎回異なった味わいを見せるので、このビール本来の姿を掴みかねていたが、樽生を味わうことによってやっと理解できたようだ。ビールははクリアーで軽く飲みやすい。麦芽風味が強いが以前の味わったボトルにあったような酸味は全く無い。7.5%ということだが、時間とともにボリューム感が急増してきた。美味しい。
 なお、セリス・ホワイト、ルート・ボック、ピラートの順に樽生ビールを飲むと、先着10名(後日30名)まで、ルート・ボックのグラスをプレゼントするというサービスもあった。
 ルート・ボックのグラスの底は丸く、そのままでは置くことができない。 日本酒にも「べく杯」という飲み干すまで置けないお猪口があるが、ルート・ボックは専用の台座があって、そこに置けば上手く自立する。少々不安定で左右に傾くが、グラスと台座との形状の相性もあろうが、なんとか倒れないようである。味わいだけではなく、様々な面で楽しめるビールである。
Mc Chouffeマック・シュフ樽
ベルゴで輸入した直輸入の樽シリーズもついに最後。最後はマック・シュフの樽。
 3月12日(日)に、マック・シュフの樽が新宿フリゴにおいて開栓された。さっそく開店時を目指してお店に入店。店の冷蔵庫には、大瓶のマック・シュフも置いてあり、これも飲み比べようとあとから来た鴻巣同心と分け合う。
 樽は30リットル、Alc.8.5%。やや赤みを帯びてブラウンでアリアーである。味わいにはローストされた感じがありややボリューム感があるが強さはなく飲みやすい。比較に味わった大瓶は賞味期限が2005年表示があるボトルでやや熟成した香味が感じられた。ブラウンだが澱があり、ビールに厚味がある。どちらもフルーティ。
La Chouffeラ・シュッフ樽
新宿東口マイシティ地下1階の立ち食い蕎麦屋さんの向かいにあるという立地の「BERG(ベルク)」。日本の地ビールやイギリス、ドイツのレアな樽生を積極的に提供しているが、3月4日はベルギーのラ・シュッフ樽生というレアなビールの提供が1樽限りで始まった。
 BERG(ベルク)は、昨年の恵比寿のビアフェスで初出店をしファーストフードを提供していたが、その後、ビア・フェスで提供していた樽生ビールが、このBERG(ベルク)のメニューにも登場するようになった。今年1月にはエクストラエクスポートスタウト、昨年8月にはオリビエール(Oerbierウールビール)樽、トラバドール樽など木内酒造が輸入する樽生ビールを提供しているので、目が離せない。(※実は目を離しているうちに、いろいろ登場していました。)
 さて、私は開栓2日目に訪れた。200mlと380mlでの提供ということで380mlを注文した。色はアンバー色で、ゴールデンエールとはいえない暗いブロンド。小西酒造が大瓶を輸入しているがラ・シュッフにはブロンド、マ・シュッフにはブリューンとの肩ラベルが付いている。薄く濁っている。一口すするが、冷たい!かなり冷たいのでちょっと正しく評価はできなさそう。苦味が非常に強くて、スパイシーな味わい。時間が経ってややボリューム感が出てきたが、もう飲み終わりのころ。このお店には座席もあるが、混んでくると立ち飲みとなる。冷たいビールで一杯引っ掛けて、次に繰り出すには良い立地で、廉価でサラリーマンには最高だが、じっくり味わうとなると店の喧騒が気になる。せっかく美味しいはずのビールであったが、あまりに冷たく、評価もとなる。もっと適正な温度で味わいたい。お店自体は、便利な場所にあって、廉価に地ビールが楽しめる良い店である。
ビール
2006.5.4 Mc Chouffe樽
2006.3.4 La Chouffe樽
2006.1 Extra Stout
2005.8. Oerbier

【データ】 ビア&カフェ BERG (ベルク)
新宿区新宿3-38-1 MYCITY B1
URL:http://www.berg.jp/
(株)廣島のビールが4月1日から一部値上げ
(株)廣島のホームページによると、
「一部商品の価格が、値上がりします。(為替の変動、原油高、一部リーファーコンテナ輸入に伴うコスト高のため誠に申し訳ございませんがご了承願います。)」
という。
 ベルギービールがリーファーコンテナ輸入されることを期待する。
GIBBON(ギボン)が期間限定でギボコに?
池袋にあるGIBBON(ギボン)の岡店長がオーストラリアに研修とのことで、不在の期間中、元ブラッセルズ神楽坂店の西條店長が臨時店長として3月9日までお店を切り盛りされている。
-お知らせ-
日頃よりGIBBONをお引き立て頂き誠にありがとうざいます。
来る3月2日より3月9日まで店長 岡 博文は、「研修」の為お休みいたします。
その間、皆様ご存知の西條さん(元ブラッセルズ神楽坂店店長で現在独立開業準備中)が店長に代わりGIBBONを営業いたします。
いつもとは違った、明るく、華やかなGIBBONにご期待下さい。
 とのことで、早速伺ってみました。カウンターだけの店内だが、大繁盛の様子でした。
 なお、開業準備中のお店については、「場所決まりました!本田横丁です。Openは4月下旬か5月上旬になります。名前はまだ決まってません。でも、イメージは古い木と錆びた鉄と灯りとオールドグラスです。」ということなので、オープンを楽しみに待ちたい。
※追伸:
店の名前はBeer Bar「BITTER」に決まったとのこと。また、ホームページも作成。
http://homepage.mac.com/beer_bitter/
3月のシロナマAgooゲストベルギー樽生ビールの日
-Agooのホームページから転載-
3/ 6 DE KONINCK Winter koninck(デコーニック ウィンターコーニンク)
3/13 STELLA ARTOIS (ステラ アルトワ) 
3/20 Barbar (バルバール) 
3/27 BLANCHE DE BRUXELLES(ブロンシュ ド ブリュッセル)
3月の渋谷ベルゴ・ゲスト樽生ビール!
渋谷ベルゴでは、毎週月曜日は、ゲスト・樽生ビールの日として、個性のある普段はあまり飲めない樽生ビールをご紹介している。
3月の予定は、以下のとおり。
3/ 6(月)Urchon / ウルション 7.0% スッキリした仕上がりの飲みやすいブラウンビール。
3/13(月)Barbar Winter Bok / バルバール・ウィンターボック 8.0% 蜂蜜を使った濃厚な味わいの黒ビール。
3/20(月)Floreffe Double / フローレフ・ダブル 6.5% アニス香の効いた飲みやすいダブルタイプ。
3/27(月)Floreffe Triple / フローレフ・トリプル 7.5% スッキリとした甘みのあるトリプルタイプ。
3月のBisCafe(渋谷)・イレギュラービール情報
 渋谷Biscafeの3月のイレギュラービールは以下のとおり。
3月6日レフ・ブロンド
3月13日ウルション
3月20日フローレフ・ブラウン
3月27日フローレフ・トリプル
2月
カフェ ベル・オーブ閉店のお知らせ
カフェ ベル・オーブ(六本木TV朝日通り店)が2月末で閉店という。
 -以下通知文抜粋-
残念ながら2月末を持ちまして、カフェ ベル・オーブを閉店させていただきます。
しかしながらまた場所、形を変えてベル・オーブとして皆様にもう一度、お会いできるよう、ただいま準備中です。
これからもベル・オーブをよろしくお願いいたします。
・銀座Favori3周年記念感謝祭(報告)
 銀座Favori3周年記念感謝祭に2月22日、25日の2回お店を訪れたが、ビールの目玉は、(1)日本初上陸、Winterkoninck樽出し!(2)日本初のLucifer直輸入樽、限定30L 1樽 25日(土)開封!(3)MALHEUR 6種 勢揃い!、ということで多数のお客さんで賑わっていた。
 まず、2月22日(水)は、この日初めてウインター・コーニンク樽が開栓された日である。(株)きんきが輸入した20樽のうち10樽がファボリ・ベルゴ・フリゴのグループに割り当てられ、ファボリの3周年感謝祭期間中は、限定とすることなく10樽の在庫をファボリにつぎ込み、余った分が翌週からベルゴとフフリゴで提供開始という。1樽20リットルなので、1樽で50杯。実際にはファボリ4樽、ベルゴ3樽、フリゴ3樽が供された。
 ウインター・コーニンク樽の味わいは、すでに触れたとおり。なお、いつもファボリで関心するのは、ビールに合わせオリジナルのグラスとともにオリジナルのコースターも用意するという努力をされているところ。この日もデコーニンクのグラスはもちろん、コースターも各種揃え、樽生ビールのタップにもウインターコーニンクのコースター(独自に制作)を取り付けて、もてなしの精神たっぷり。ビールとビールグッズに囲まれて、幸せな気分。
 この日のもう一つの目玉は、「MALHEUR 6種 勢揃い!」ということで、 MALHEUR 6(Alc. 6% 330ml)、10(Alc. 10% 330ml)、12(Alc. 12% 250ml)、MALHEUR Brut(Alc. 11% 750ml)、MALHEUR Dark Brut(Alc. 12% 750ml)、MALHEUR Brut Cuvée Royale(Alc. 9% 750ml)が揃っていたが、シャンパン製法の後者3種は高価であり、また、我々のメンバーも揃っていなかったこともあり、特にレアな10ををいただくことにした。このマルール10は、お店が独自輸入したもの。過去には小西酒造が輸入したことがあり、現在では昨年12月に大月酒店が輸入した250mlと750ml瓶があるが、このボトルは330mlということで今は入手困難。賞味期限は2006.6.9で、明るく薄く濁りのあるブロンドで、フルーティな香りと豊かなボリューム感。
 また、「指定Bottled Beerを特別価格で大放出!」ということで、ベルギービールの各タイプから1種類づつを指定して特別価格で提供というものである。シメイ・レッド、セゾン・レガル、ルシファー、ローデンバッハ・グラン・クリュのほか自社輸入のビールなどが対象であった。その中からローデンバッハ・グラン・クリュを選んだが、聞いてみると(株)徳岡輸入の物と小西酒造が輸入する物の2種類あるという。であれば飲み比べということで、同伴していた鴻巣同心とそれぞれ注文する。(株)徳岡輸入のものは賞味期限が2006.12.8の物。香りに酸を感じ、味も甘味が無く、すっきりした酸味が秀でている。。小西酒造のものは賞味期限が2007.4の物で、徳岡のものより新しいロットであるが、香りが立たず、やや甘味があって酸味がぼやけた感じである。。この飲み比べでは徳岡のローデンバッハの方が美味しい。
そして、2月25日(土)は、午後4時の開店に合わせ入店。すでに何人かのお客さんがいらっしゃって、その後も続々と入店が続く状態。この日に訪れれば、ウインター・コーニンク樽、ルシファー樽などをすべて1日で味わうことができる。時間がない方にはこの日が狙い目であったようだ。午後6時半には完全にお客で満たされ、入店をお断りする例もでてきた。
 この日のルシファー樽用にはオリジナルグラス(330ml用)が他店のものを借りてきても全部で3個。値段は250mlは1100円、330mlは1350円。 用意されたオリジナルグラス3個のうち1つは脚が細いタイプの新グラス2つは脚に気泡が入ったどっしりと重い旧タイプ。グラスのロゴはいずれも旧ラベルのデザインで、現在ベルギーには新ラベルのロゴ入りの新グラスがある。新旧グラスの飲み比べでは旧グラスの方がやや大ぶりなので香りがよりはっきりと感じ取れる。
 ルシファー瓶(8.5% 330ml)と樽(8.0%)の飲み比べでは、瓶が(株)徳岡の輸入になるもので賞味期限が2008年3月30日と非常に新しいロットということもあろうが、瓶は非常に苦味が強い。樽の方がバランスが取れてスムーズな飲み口。
ルシファー樽
銀座Favori3周年記念感謝祭の一環として、直輸入ビールの生樽「Luciferルシファー」が2月24日(土)から提供が始まった。1樽限りの限定。
 このビールは、Rivaリヴァ醸造所、最近改称してリーフマン・ブルワリーズとなった醸造所のもの。リーフマン・ブルワリーズとは、以前リヴァ傘下、リヴァグループと言われたリヴァ醸造所、リーフマン醸造所、ストラッフ・ヘンドリック醸造所からなる3醸造所の連合体から、ストラッフ・ヘンドリック醸造所が抜け(その後、ハルヴェ・マーン醸造所と改称)たあとのリヴァ、リーフマンの2醸造所の連合体の名称。以前リヴァ醸造所で造られていたビールも今は全てリーフマン・ブルワリーズ醸造と書いてある。ルシファーは、旧リヴァ醸造所の銘柄で、今もリヴァ醸造所の建物の方でビールが造られている。
 ビールのアルコール度数は、最近の新しいラベルの瓶ビールが8.5%(それ以前は8%だった)のに対し、樽は8.0%。薄く濁りのある明るいゴールド。泡立ちは極めてよい。香りはフルーティで、ほんのりホップの苦味が効いていて、飲み口もスムーズ。
ウインター・コーニンク樽
デ・コーニンク醸造所の冬の季節ビールであるWinterkoninckウインター・コーニンクの樽が(株)きんきにより輸入された。瓶ビールの輸入はない。
 今回は20樽ほど輸入されたということで、特別にファボリ3周年記念ということで、ユーロフレックス系3店舗(ベルゴ・フリゴ・ファボリ)に10樽が割り当てられ、残り10樽を分け合う形で、各ビアカフェに納品された模様。
 ファボリ3周年イベントで2月22日を皮切りに提供が始まり、その後ベルゴとフリゴで提供開始。3月になって、10樽がそのほかの各店から提供が開始された。
 ビールは、通常のデ・コーニンクがAlc.5%なのに対し、ややアルコール度が高い6.5%で、色もより暗いアンバー。輝きあるクリアーさ。ホップの苦味が効いて、ほんのり甘味もあり大変美味しい。
2/22 ファボリ4樽
2/27 ベルゴ3樽
2/27 フリゴ3樽
3/1 海晴亭阿佐ヶ谷店
3/1 Jha ha bar
3/3 Paul's Cafe2樽
3/6 アグー
AGLIO
Copa
・銀座Favori3周年記念感謝祭(詳細)
-以下、ファボリのホームページより転載-
Favori The 3rd. Anniversary
おかげさまでFavoriは、2006年2月22日で3周年を迎えます。
STAFF一同、日頃ご利用いただいているお客様への感謝の気持ちと、無事に3周年を迎えることができる喜びで一杯です。
そこで、この気持ちを是非ともお客様と分かち合うべく2/22(水)から26日(日)までの5日間、Favori3周年記念企画をご用意いたしました。
お誘い合わせのうえ、是非お立ち寄り下さい。
■喜びを共にする3つ
(1)日本初上陸、Winterkoninck樽出し!
 ベルギー、アントワープの地ビールとしてご存知の方も多いDe Koninckの冬季限定醸造品の樽が銀座Favoriにて国内初登場です。いつものように限定1樽? 違います! 期間中なら毎日、何杯でもお飲み頂けます。STAFFも未体験のその味わいをご一緒に初体験しましょう!!
Winterkoninck Br. De Koninck Alc. 6.5%
(2)こちらも日本初のLucifer直輸入樽、限定30L 1樽 25日(土)開封!
 DuvelやDelirium TremensなどでおなじみのGolden Aleの逸品です。その黄金色に輝く液体は、高めのアルコール度数を感じさせずにスルスルと喉を通る魅惑的な飲み物です。25日(土)に開封致します。こちらは限定30L 1樽ですので、無くなり次第終了とさせて頂きます。
数少ない機会ですので、お飲み逃しなく!
Lucifer Br. Liefmans Alc. 8.5%
(3)MALHEUR 6種 勢揃い!
 現在定番として販売中のMALHEUR 6、12 に加えて、国内では入手の難しいMALHEUR 10(限定直輸入品)と、比較的流通の少ないMALHEUR Brut、Dark Brut、さらにベルギー建国175周年を記念して醸造されたBrut Cuvee Royaleの6銘柄が一堂に会します。MALHEUR Brut, Dark Brut、Brut Cuvee Royaleはいずれもシャンパンの製法を採り入れて造られた高級品で750mlの大瓶サイズとなります。
 MALHEUR 6 Alc. 6% 330ml
 MALHEUR 10 Alc. 10% 330ml
 MALHEUR 12 Alc. 12% 250ml
 MALHEUR Brut Alc. 11% 750ml
 MALHEUR Dark Brut Alc. 12% 750ml
 MALHEUR Brut Cuvee Royale Alc. 9% 750ml
  Br. Landtsheer
■感謝を込めた3つ
(1)定番Draught Beer 3種、All\600-!
 Hoegaarden White(370ml)、Guinness(1pint)、Jever Pilsener(400ml)の定番Draught Beer レギュラーサイズを感謝価格の\600-均一で大提供致します。
お気に入りのビールを心ゆくまでお楽しみください。
(2)指定Bottled Beerを特別価格で大放出!
1000を越えるとも言われる程多くの銘柄を有し、また、それぞれが異なる味わいを持つベルギービール。その中から、修道院ビールや小麦のビール、自然発酵のビールなどベルギービールの代表的ないくつかのタイプごとに、指定のBottled Beerを特別価格にて大放出致します。
 この機会に個性溢れるベルギービールの深遠なる世界に更なる一歩を踏み入れてみませんか?また、そのお供にはBELGIAN BEER PASSPORTをお役に立てください。
→BELGIAN BEER PASSPORTについてはコチラ
(3)大好評のムール貝料理も特別価格でご提供!
 ビールに負けず劣らず好評を頂いているFavoriの料理の中から、特に大好評のムール貝料理も、3周年特別価格でご提供致します。
自他共に認める『銀座で一番おいしいムール貝』とベルギービールとの贅沢なマリアージュを存分にお楽しみください
・ブラッセルズ神田店20周年(報告)
2006年2月14日で開店20周年を迎えるというので早速伺った。お店には小西酒造の方などベルギービール業界の方々が入れ替わり、お祝いにやってきていた。カウンターにはお祝いでいただいたと思われる花が飾られ、いつもと違う華やいだ雰囲気である。
 20周年記念のポスターがジョージ店長の手により作成され、来店したお客さんは、そのポスターの下欄の余白にお祝いのメーッセージを記入すると、それを店内の壁に貼ってくれる。しばらくお店にいると、あとから来たお客さんのお祝いの言葉で店内は満たされた様子。
 この日の樽ビールは20周年だからといって特別なビールが用意されているわけではなく、いつものグリゼット・ブロンシュ、サン・フーヤン・ブロンド、ゴイヤス・トラディションの主力の3つ。なお、グリゼットのグラスの500ml容量のものがあって、これが250mlのものと形状が異なる。ブラッセルズ神谷町店でも倍量のグリゼットを提供するが、グラスは250mlの形状に合わせて日本で特注したオリジナル。神田店のこのグラスは250mlとは形状を異にするベルギーオリジナルグラスである。イギリスの1パイントグラスのイメージがある。
 樽ビールをいただいたあと、ボンブーをいただく。ボンブーの正式な名は「Avec les Bons Voeux de la BRASSERIE (醸造所より幸福とともに)」で、20周年記念のお祝いにはふさわしいビールである。
 なお、お店ではこの日のお客さんのお土産として、特別なラベルのビールを用意していた。あるビールのラベルを剥がし、それに記念ポスターの図柄のラベルを貼ったもので、1人1本プレゼントされたが、中身は飲んでのお楽しみということ。120本用意されたが、この日のお客さんだけにプレゼントをするということで、90本くらいがプレゼントされたという。
※追伸:
お土産ビールの中身はサン・フーヤン・クリスマス。また、当初ポスターのMerciが別の単語だったが、あまり使わない言葉ということで、急遽ポスターもビールラベルも作り変えられ、前日にラベルの張替え作業を行い大変だったという。
・ブラッセルズ神田店20周年
ベルギービアバーのブラッセルズの1号店である神田店が20周年を迎えるという。
● 20周年を迎えました
お陰様でブラッセルズ神田店が20周年を迎えます。それを記念して2月14日(火)に限りご来店のお客様にささやかなプレゼントをご用意しております。ご来店お待ち申し上げております。
・コルセンドンク・アグヌス・デイ樽&ペーター・ノスター樽
2月5日(日)、銀座ファボリにおいて、コルセンドンク・アグヌス・デイ樽とコルセンドンク・ペーター・ノスター樽の2樽が同時に開栓された。
2月のBisCafe(渋谷)・イレギュラービール情報
IRREGULAR BEER What's 樽
第13回  2月 7日(火)マレッツ・ブロンド
第14回  2月14日(火)サンマルタン
第15回  2月21日(火)ブリュノー・トラディッション
第16回  2月28日(火)グリセッテ・フリュイ・デ・ボア
http://www.biscafe.jp
銀座ファボリ 3周年記念感謝祭の案内
-以下、案内を転載-
 おかげさまで、銀座ファボリ 3周年を迎えました!!
  <企画決定> 2/22(水)から26(日)の5日間 3周年記念感謝祭  
 おかげさまで2月22日をもちまして銀座ファボリは無事3周年を迎えることができます。スタッフ一同、日頃、ご利用頂いているお客様への感謝の気持ちと無事、この日を迎えられる喜びで一杯でございます。
 そこで、この気持ちをお客様とも分かち合うべく、2/22(水)から2/26(日)までの5日間、特別企画をご用意いたしました。
皆様、お誘い合わせの上、是非、お立ち寄りください。
★日本初上陸 WINTERKONINCK  樽出し
★こちらも初上陸 LUCIFER   直輸入樽 限定30L 1本  2/25(土)開封
★MALHEUR    6銘柄 勢ぞろい
★レギュラー ドラフトビール   オール \600で大提供
★指定ボトルビール   特別価格で大放出
★大好評のムール貝料理  特別価格で大提供
詳細は、ホームページにて、発表しておりますので、是非、皆様お立ち寄りください。
     こちらから http://www.eurobeer.net
コルセンドンク樽・2種類同時開栓
-以下、2/4に届いた案内を転載-
いよいよ明日、銀座ファボリ 2006年初出し直輸入樽生2種 日本初登場!!
       2月5日(日) CORSENDONK2種開封
 @CORSENDONK AGNUS DEI  Du Bocq 醸造所  アベイ 6.5%
 ACORSENDONK PATER NOSTER  Van Steenberge 醸造所    アベイ 6.5%
  国内流通のあったボトルより低アルコールになっております。
  一体、どんな味わいなのでしょうか?
  スタッフも当日までわかりません。
  贅沢に国内初樽生を飲み比べてみませんか。
 滅多に出来ない企画です。この機会をお飲み逃しなく!!
2月のシロナマAgooゲストベルギー樽生ビールの日
-Agooのホームページから転載-
2/ 6(月) ブロンシュ ド ブリュッセッル (白ビール Agoo初登場です)
2/13(月) サンマルタン
2/20(月) マレッツ (本当にこれがラストです!)
2/27(月) サンフーヤン ブロンド
クワックのグラス
 昨年末から今年にかけて、ベルギーを訪れた方々からベルギーで購入してきた品物を見せていただく機会があった。まず、クワックのグラス。
 クワックPauwel Kwakのグラスといえば、底が丸いので専用の木のスタンドに取り付けて立てることで有名である。ところが写真左のグラスには木製スタンドが付いていないが、立っている。よく見るとグラスの底が平らなのである。これを「自立するクワックグラス」と呼ぼう。このグラスは、私もベルギーで見てきたが、グラスは割れる可能性が高いので購入してこなかった。この写真は、渋谷ベルゴの店長が昨年末にベルギーに訪れた際購入し、無事割らずに日本に持ち帰ったものである。
 次の中央の写真は、クワックグラス4個用のスタンドである。これはベル・オーブ六本木店で見せていただいた。4人でクワックを注文すればこのスタンドで出してくれるというから、是非試してみては?。なお、ボステールス醸造所の陳列ではグラス2個用のものなどもあった。また、この4個用のものはブラッセルズ神楽坂店にも置いてある。
ウェストフレテレン・ブロンド
1月にベル・オーブ六本木店の菅原店長がベルギーを訪れた際のお土産ビールである。ウェストフレテンは、河内屋や徳岡が輸入するようになって、もはや「幻」とは言えない状態であったが、昨年、アメリカで、ウェストフレテン・アブト12(黄色)が世界のビールベスト1に選ばれたことで、St.Sixtus修道院でも売り切れたり、販売制限がより強化されたりで、入手困難になってきているらしい。修道院脇のカフェIn de Vredeに行けばいつでもウェストフレテンが飲めるし購入することができるはずだったが、店長がカフェに行った時はアブト12は売り切れだったという。お土産で購入してきたのはエクストラ8(’青色)とブロンド(緑色)。最近ブロンドは見かけていないが、その緑のブロンド(Alc.5.8%)を味わわせていただいた。きれいな泡立ちで薄く濁った明るいブロンド。軟らかい喉越し。さすがハンドキャリー物。素晴らしい味わいでした。
 なお、修道院における各ビールの生産比率はブロンドが15%、エクストラ8が35%、アブト12が50%ということで、ブロンドが本当は一番レア?なのかもしれない。
ピラート樽
ベル・オーブが輸入したVan Steenberge醸造所樽生ビール。セリス・ホワイト、グーデン・ドラーク、ビオス・ブラームス・ブルゴーニュに続く第4弾は、ピラート。
1月末からグーデン・ドラーク樽の次はピラート樽を開けると決まっていたが、2月2日、グーデン・ドラークが空きそうだということで、ベルオーブ六本木店を訪れた。訪れた時間にはまだグーデン・ドラーク樽がつながれており、グーデン・ドラーク樽出しを飲みながら樽が空くのを待っていた。
 グーデン・ドラーク樽は数杯後になくなり、すぐにピラート樽がつながれ供された。
 ピラートはAlc.10.5%で、店長はデュベルが8.5%でストロング・ゴールデンエールを名乗るのだからこれはスーパー・ストロング・ゴールデンエールだと紹介していた。色はゴールドからブロンド。わずかに酵母で濁っている感じ。泡立ちは特に良い。香りが素晴らしく、アイスクリームを思わすバニラ香を感じる。飲むとスムーズな喉越しで、強いアルコールは感じられない。本当に素晴らしいビールである。
 ベル・オーブが昨年7月に輸入したピラートの小瓶が1本取り置きしていただいていたので飲み比べ。賞味期限は2006.1.20の瓶ということで、熟成感が出てきている。味わいのバランスは変わらず、全く異なるとまでは言えないが、樽の方が香りの高さ、喉越しの良さ全てに上回る美味しさ。樽は12樽の輸入という。
デリリュウムのコースター
 ピンクの象のラベルでおなじみのデリリュウム・トレメンスだが、オリジナルのコースター(ビアマット)も可愛いピンクの象が描かれている。
 下の写真右側がデリリウュム・トレメンスのコースター、左側がデリリュウム・ノクトルムのコースターである。中央はデリリュウム・ノエルとあり、年末限定のデリリュウム・クリスマス用のコースターであるが、ノエル(クリスマス)のコースターは初めて見ました。
 ※これらのコースターは新宿フリゴにて、見せていただきました。
2月の渋谷ベルゴ・ゲスト樽生ビール!
渋谷ベルゴでは、毎週月曜日は、ゲスト・樽生ビールの日として、個性のある普段はあまり飲めない樽生ビールをご紹介している。
2月の予定は、以下のとおり。
2/ 6(月)ブリュノー・トラディション 6.5% 引き締まった味わいのアンバービール。
2/13(月)デュ・カシス 5.7% カシスをそのまま漬け込んだフルーツビール。
2/20(月)サン・フーヤン・ブロンド 7.5% スパイスの香り豊かなバランスのとれたビール。
2/27(月)ゴイヤス・トラディション 6.0% 麦の香ばしさ、スッキリとバランスのとれた味わい。
ベルギービール関連の本
-THE GREAT BEERS OF BELGIUM-
ベルギーで最近出版された本をもう1冊紹介する。
 Michael Jackson著THE GREAT BEERS OF BELGIUMの第5版である。1991,1993, 1997, 2001と版を重ね、2005年12月についに第5版gが出版された。第4版が369ページであったのに対し、第5版は500ページ以上というから大幅なページ増である。現在アマゾンでは第4版が購入できるので、近いうちにこの第5版も購入できるようになると思われる。マイケル・ジャクソンは63歳になるというが、元気でなにより。
 あと、ベルギービール関連では、日本でも昨年11月に「OLなおこのおまかせで行く!『ベルギービール醸造所巡り』 」東条直子著(新風舎・税込1680円)という本が出版されている。こちらは、日本地ビール協会のビアテイスターの資格を持つ著者が、JTBの『ベルギービール・ツアー』で訪れた醸造所とビールを紹介している。
1月
ベルギービール関連の本-Pierre Celis My Life-
 ベルギーにおいて、ホワイトビール復活で有名なピエール・セリスPierre Celisさんの伝記物が出版された。Raymond Billen著Pierre Celis My Lifeという本。80歳になるというセリスさんの人生と手がけたビールについて問答形式で記述されている。年表には醸造したビールの醸造開始年なども記載されており、例えば現在、トラピスト・アッヘルは自ら醸造しているが、過去セリスさんがデクラウス醸造所でアッヘルのためにSt.Benedictというビールを醸造していて、それが後に自社ブランドのBenedictベネディクトに受け継がれたことなど興味をそそる。
 この本は現在のところアマゾンUKでも扱っておらず、入手が困難そうであるが、1月にベルギーを訪れたベルオーブ六本木の菅原店長が現地で購入してきた。ベルオーブで扱うセリス・ホワイトを飲みながらお店で本を手にとって見ると、ビールの味わいもまた格別である。
グーデン・カロルス・クラシック樽
渋谷ベルゴのでグーデン・カロルス・トリプル樽が開いた翌日曜、1月22日(日)今度は新宿フリゴにおいて直輸入のグーデン・カロルス・クラシック樽の提供があった。この樽出しと小西酒造が輸入する330ml瓶の飲み比べを行った。
 直輸入樽出しビールを提供する場合、オリジナルグラスを普段よりも多く用意しなければならず、いままでも毎回各店グラス集めに苦労していたようである。今回もその苦労があってオリジナルグラスのほか、グーデンカロルスのコースター(それも新旧2種類)も用意するという拘りを見せてくれた。ビールを味わう場合、雰囲気も大事であり、こうした配慮によってより美味しくビールを味わえるというもの。本当にありがたく嬉しい。
 グーデン・カロルス・クラシックの樽出しビールは、クリアーですっきりフレッシュ。本当にこれを味わえて良かったと思うビール。その後、瓶の方をいただくが、より濃い味わい。瓶が輸入されてまだ新しいということもあり、状態が極めてよかったので樽出しビールとの味の差は大きくことならない。味わいのバランスは全く同じであるが、樽の方がアルコール度数が8.5%もあるのにすっ〜とビールが喉を通る。飲むことができて幸せ。
グーデン・カロルス・トリプル樽
渋谷ベルゴの週代わりゲストビール、1月16日(月)からは待ちに待ったグーデン・カロルス・トリプル樽である。Het Anker醸造所のビールで、瓶の方は330mlと750mlを小西酒造が輸入しており、ベルゴでも日頃から冷蔵庫に揃えてある。グーデン・カロルス・トリプルはフラワリーな香り高いビールとしてお気に入りである。
Serafijn
私のお気に入りのビールがついに輸入されたので紹介する。
 Achillesアキレス醸造所の銘柄Serafijnのシリーズ、何度も輸入は難しいと言われていたが、大月酒店の努力が実り、輸入されることになった。この醸造所はAchilles van de Moerさんが趣味で始めた醸造所。
 Serafijnは、織天使セラフィン(Seraphim)の意で、織天使とは、9階級あるうちの最上位に属する6枚の羽を持つ天使のこと。私は2001年のベルギー旅行で見つけ購入、再度2003年のベルギー旅行でも、BlondとDonkerを飲んで大変美味しく、またラベルのデザインも非常に気に入ったビールであった。悪魔の名前をつけたベルギービールが多い中、天使のビールも良いでしょう!
 輸入されたビールはSerafijn donker(セラフィン・ドンカー,330mlAlc.8%)、Serafijn Tripel(セラフィン・トリペル,330mlAlc.8%)、Celtic Angel(セルティック・エンゲル,330mlAlc.6.2%)、Serafijn Kerstlicht(セラフィン・ケルストレヒト,750mlAlc.8%)の4種類。
 なお、大月さんが貼る裏ラベルのビール名には「セラフェイン」とある。
Bush Prestige Cuvée Spéciale
強いアルコールのビールで有名だったデュビュイッソン醸造所のブッシュBushビールだが、バドワイザーのアンハイザー・ブッシュ社との商標権争いに負けて、日本でも(株)廣島が輸入するビールはスカルディスScaldisに。大月酒店輸入のものはブッシュのまま。
 日本では未発売だったが、2000年を記念して特別醸造されたビールにブッシュ・ミレニアムというビールがあった。それを一般の商品化したビールがこのBush Prestige Cuvée Spécialeブッシュ・プレステージ・キュベ・スペシャルである。昨年暮れに大月酒店により初めて輸入された。アルコール度数13%と最強で、木樽で熟成されている。アメリカにはScaldis Prestigeの名で輸出となる。
 かなり高価なビールなのだが、渋谷Biscafeで、「1本きりしかなく、値段をつけても高くて売れそうにない」といって、新年の振る舞いビールとして常連の方々に少しずつ振舞った。
 味わいは、木樽風味が強く反映していて、新樽を100%使用するボルドー1級シャトーと同等の味わい。どのシャトーに近いかなどと意味なさそうな類推をさせるほどワインの味に近く、私はシャトー・マルゴーをイメージした。店長に感謝しつつ、やや酸味を持ったワインそのものの味わいに一同皆酔いしれた。
ピエール・セリスのホワイトビール
昨年末、ベル・オーブ六本木店で、ピエール・セリス氏が作ったホワイトビールの第1作ヒューガルデン・ホワイト、第2作セリス・ホワイトの瓶、及び樽出しの3つを別の機会に飲み比べを行ったが、今度はセリスさん第2作のセリス・ホワイト瓶と第3作のセント・ベルナルドス・ウィット瓶との飲み比べの機会を得た。
 セリス・ホワイト(Alc.5.0%)の方はモルティな感じ、香りは高い。セント・ベルナルドス・ウィット(Alc.5.5%)は独特な醸造所の酵母の風味が特徴で魅力的あるが、酵母に由来する特徴を除くと意外にもヒューガルデン・ホワイト(Alc.4.9%)に似ている。ヒューガルデン・ホワイトのバランスのまま濃くした感じである。
ビオス ブラームス ブルゴーニュ樽(続報)
 ベル・オーブ六本木店で1月5日に開栓したビオス・ブラームス・ブルゴーニュ樽であるが、開栓した初日最初の味わいは、思ったよりも酸味が強くなく軽めのビールだなという思い。昨年末、同じレッドビールの範疇であるデュシェス・ド・ブルゴーニュ樽をさんざん味わったあとでは、どうしても比べてしまう。だが、その日のうちにみるみる味わいが変化して酸味とボリューム感が増してきた。「明日どうなっているか楽しみですね」「置いた方が良くなってきますね」ということで、しばらく間を開けた1月10日、樽を開栓して5日目、最初の樽のほとんど最後の部分のビールを味わった。
 この5日目に至っては、軽快ではあるが、酸味がほどよく乗っておりバランスよく美味しく飲めた。専用グラスの形状はピルスナー用のグラスであり、あえてレッドビールではあるがピルスナーと同じ感覚で飲んで欲しいという醸造所の気持ちなのであろう。デュシェス・ド・ブルゴーニュやTimmermansのBourgogne des Flandersブルゴーニュ・デ・フランダースのグラスはブルゴーニュワイン用の丸くたっぷりした形状のグラスであり、こちらは酸味が強く、じっくり味うタイプのビールである。
 ちょうど大月酒店が輸入したビオス・ブラームス・ブルゴーニュを持っていたので、お願いしてこれと樽出しのビールを飲み比べる機会を得た。
 瓶ビールのアルコール度数は昔は6%あったが、このとき持参したものは5.5%。樽は5.3%とさらに低くなっている。ビールの作り自体が年々軽い方向に向っているようだ。
シロナマAgooも今年から、毎週月曜日ゲストベルギー樽生ビールの日
浜松町・大門にあるシロナマAgooであるが、今年から毎週月曜日はゲストベルギービール樽生ビールの日と決めたという。
 毎週曜日を決めて樽出しのビールを提供する店が増えてきたが、お目当ての飲みたいビールを確実に飲むことが出来るのでありがたい。
-Agooのホームページから転載-
今年からAgooは去年から好評のゲストベルギー樽生ビールの登場を毎週月曜日と決めました。
毎週、違う生ビールを楽しみにきてくださいね!
1月の樽生スケジュールは
1/10(火)マレッツNO6(去年の万博ビール。本当にこれがラスト)
1/16(月)バルバール ウインターボック
1/23(月)ゴイヤス トラディション
1/30(月)レフ ブロンド
スタートはあのマレッツNo6です。実は今年用に1本取ってありました。ゴイヤス トラディションはAgoo初登場です。
1/10(火)のみ月曜日が祭日でお店が休みですので火曜日です。お間違えのないように。
SINT JOZEF醸造所の直輸入ビールに新アイテム登場
SINT JOZEF醸造所のビールを独自輸入販売するベルゴ系列であるが、新年そうそう嬉しい知らせ。
 SINT JOZEF醸造所のビール3種類が新たに、昨年末ぎりぎりに通関し、新年1月6日の初営業日から渋谷ベルゴ、新宿フリゴ、銀座ファボリの3店舗で販売が開始された。
 銘柄はPax Pils(Alc.5% 250ml)、Krieken Bier(Alc.5% 250ml)、Bokkerayer(Alc.6% 250ml)の3銘柄。Pax Pilsは、オーソドックスなピルスナー。ベルギーではこのタイプが市場の7割を占めており、ほとんどの醸造所が醸造しているが、日本に輸入されているのはステラ・アルトワStella Artoisとマース・ピルスMeas Pilsくらいなので珍しい。Krieken Bierは、このピルスナーにチェリーシロップを入れたフルーツビール。ベルギーではランビックやホワイトビールにチェリー果汁を入れたものは多いが、母体がピルスナーというのは珍しい。Bokkerayerは、ドイツのボックBockを目指したビールではなかろうか。ローストが強い麦芽を使用し、アルコール度数も高めで泡立ちが極めてよい。香り高いがスッキリした飲み口の下面発酵のラガービールである。
 また、すでに輸入されているOps-Ale(alc.5.5% 205ml)、Streek Bosbier(Alc.4.5% 250ml)、Limburgse Witte(Alc.5.0% 250ml)、Sint Gamarus Dubbel(Alc.7.0% 330ml)、Sint Gamarus Tripel(Alc.8.0% 330ml)の5種類についても、新しい銘柄と一緒に輸入されてきた。これらも新しいロットとなるので、フレッシュなうちに味わっておきたい。

Pax Pils
(Alc.5% 250ml)

Krieken Bier
(Alc.5% 250ml)

Bokkerayer
(Alc.6% 250ml)
 なお、渋谷ベルゴ、新宿フリゴ、銀座ファボリ3店の会社名は有限会社ベルゴだったが、昨年11月に株式会社ユーロフレックスとなっている。更なる発展、充実を期待したい。これに伴いこの3店を指す場合はユーロフレックス系列と呼ぶのが正しいのかもしれないが、当ホームページでは今後もなじみが深い「ベルゴ系列」とそのまま使用していきます。
銀座ファボリでもPoperings Hommel Bier
銀座ファボリで、Poperings Hommel Bier 銀座初出品1/6(Fri)!
渋谷ベルゴで1/9から提供されるホンメルビールが一足はやく銀座ファボリに登場。
 昨年11月から登場していたポペリング・ホンメルビール樽だが、昨年の分は試験的に10樽ほどの輸入だったという。今回の樽はその後輸入された新しいロットの樽。樽開けして3日目に味わったが、昨年飲んだものよりもホップの苦味が強くなっていて、まさしくHommel(オランダ語でホップHopの意)味のビターなビール。
※神田のTHE Jha BAR(新年最初の樽は終了)や両国ポパイでも扱っているようで、これから各店でも飲める機会が増えそうである。
1月の渋谷ベルゴ・ゲスト樽生ビール!
毎週月曜日をゲスト・樽生ビールの日として、個性のある普段はあまり飲めない樽生ビールをご紹介していきます。

1/ 9(月)ホメル 7.5% ホップを惜しみなく使用。苦味と切れ味。
1/16(月)グーデン・カロルス・トリプル 8.0% カモミールフラワーの華やかな香り。日本初上陸。
1/23(月)デリリュウム・トレメンス 8.5% ピンクの象が目印。しっかりとした味わいと苦味。
1/30(月)未定→ブリュノー・ブロンシュ・バイオロジーク
1月のBisCafe(渋谷)・イレギュラービール情報
1/5(水) ベルビュークリーク
1/10(火)デコーニック
1/17(火)バルバール・ウィンターボック
1/24(火)バルバール→(変更)ゴイヤス・トラディッション
1/31(火)マレッツ・ブロンド
ビオス ブラームス ブルゴーニュ樽(速報)
ベルオーブ六本木店において、Bios Vlaamse Bourgogne(ビオス ブラームス ブルゴーニュ)の樽出しビールが登場した。1月5日(水)から。ベルオーブ独自輸入の樽出しビールとしては、セリスホワイト樽、グーデン・ゴラーク樽に続く第3段。現在、ベルオーブ六本木店ではこれらの独自輸入3種類の樽出しビールが味わえる。
 ビオス ブラームス ブルゴーニュは、Van Steenberghe醸造所のレッドビールで、日本に輸入されているレッドビールとしては、他にローデンバッハ、ドシャス・ド・ブルゴーニュがある程度。ベルオーブのホームページによれば、「オーク樽で寝かせて熟成させ、ほのかに酸味を持つというのが特徴のレッドビール。そのレッドビールの樽生バージョン。初めて飲んでみると「これがビールなのか??」と驚かされる、まるでワインのような味わい!是非お試し下さい!」とのこと!。

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