麦
大麦には2種類あります。六条大麦(ウインターバーレイ)、二条大麦(サマーバーレイ)です。ビールの醸造には主に二条大麦を使用しますが、ベルギーでは大麦以外の小麦、オーツ麦、カラス麦などの穀物も使用する場合があります。二条大麦は150日で成長し、7月から8月に収穫します。
この麦がビール醸造用に使用されるのは次のような必要条件を備えているからです。
- 穀粒の大きさ、形状が均一で大粒である。
- 穀皮が薄い。
- でんぷん含量が多く、たんぱく含量が適正である。
- 発芽力が均一で、しかも旺盛である。
- 麦芽にした際、酵素力が強い。
- 麦芽の糖化が容易で、エキスの発酵性がよい。
麦芽の製造
ビールを造るには、まず麦を麦芽にしなければいけません。製麦所は麦を溶けやすく、分解されやすい状態の麦芽に加工するところです。
まず石、ホコリやゴミをきれいに取り除き、浸麦槽で水分を含ませ、発芽室で適度に発芽させたのち、乾燥室で熱風により焙燥します。
このときビールに必要な成分と独特の色、そして芳しい香りをもつようになりますが、
焙燥の温度と時間の違いによって、さまざまな色の麦芽ができ、それがビールの色となるのです。
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麦芽の色がビールの色となる |
ピルスナーモルト、ペールモルト、ウィーン、ミュンヘン、アロマ(アンバー用)、カラメルモルト、チョコレートモルトといった種類があります。
麦芽のメーカー
De Wolf-Cosyns
ベルギーのLeuvenとAalstに製麦工場を持つ。 ベルギーの醸造所を訪ねると、このメーカーの袋が目に入ります。以下製品。
- Aromatic malt
- Biscuit malt
- Black malt
- Caramel PilsTMmalt
- CaraMunich(tm)
- CaraVienne(tm)
- Chocolate malt
- Munich malt
- Pale ale malt
- Pilsen malt
- Roasted barley
- Special B malt
- Wheat malt
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