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Foodex2001の掘り出し物
フーデックス2001が幕張メッセで3月13日〜16日に開催されました。
 今年も会場を訪れたので、このページでは主にベルギービール関連の情報を提供しましす。

 はっきり言って「何もありません

と言いたいところですが、そこは奉行の目でいろいろ見て参りました。とはいえ、ベルギーのブースは以下の写真のとおりで、規模が縮小され、新しいビールはありませんでした。
トーシンブラセルズの滝沢さん ベルギービールのブース全体
 さて、本当の新しいベルギービールはどこにあったかというと、オランダのブースにありました。
 ハックト醸造所のトンゲルロー(アベイ・ビール)3種類とシャルル・カントです。これはオランダ醸造所で「そういうきもち」という発泡酒を輸入する業者が同系列ということでサンプルで置いていたビールです。
シャルル・カントとトンゲルロー そういうきもち(発泡酒)
 さて、今度は、輸入されているビールの話です。しかし、これは、ベルギービールではありません。フランスのビールです。ベルギーとフランス国境沿いでは極めて同じようなビールが醸造されていることをご存知でしたか。陸続きで、戦争のたびに国境が変わるので、現在の国境が文化の境となっていないのは、あたりまえと思えます。
 ベルギーにあるフランス国境近くの醸造所に修行をした醸造家が、こともあろうにブルゴーニュワインの名産地「ジュブレ・シャンベルタン村」で醸造するビールです。ワインも醸造しているといことです。しかし、これらのビールはいかにもベルギービールの味わいがしました。
ブロンシュ、ブロンド、ジェネバー入りビール、マール・ド・ブルゴーニュ入りビール
 輸入元の話によると、フランス料理のレストランで注文するべきフランスビールが欲しいということで輸入しているということです。しかし、味わいはフランス的というよりベルギー的なので、ベルギービール通にも、もてはやされそうです。
(2001.3 奉行)

ベルギービールの魅力
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