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Lefebvre 樽生ビールを味わう!(2) | ||||||||||||||||||
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高石店長の料理 | ||||||||||||||||||
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イドロパットのビール | ||||||||||||||||||
ここでは、コメントを紹介できなかったビールについてだけ、記載します。
La Namuroise Bruin Bier(7% 33cl)とLa Namuroise Amber Bier(7% 33cl)
La Namuroiseは、ナミュールのミブラナ醸造所のビール。潰れたとの話しも聞くが、La Namuroise銘柄だけは、Du Bocq醸造所で引き続き生産を続けるという。BruinとAmber、そしてBlondeもみな同じラベル。裏ラベルを見ると区別できるが、そこに日本の輸入元のバックラベルが貼られてしまうと、もうお手上げ。アルコール度数もみな7%である。あとは王冠の色の違いのみで区別することになる。アンバーは青。ブルインは金属色で銀。ブロンドは緑です。 La Namuroise Bruinは、黒に近いブルイン。麦芽の甘味がありフルーティ★★★。La Namuroise Amberは色はアンバー。ホップの香りが高い。ややスパイシー★★★。 La Choufe (8% 75cl)
8/12(火)La Choufe (8% 75cl)はAchouffe醸造所のビール。Mc ChouffeがブラウンでLa Chouffeがブロンド。小西酒造が輸入元だが、かなりいい状態。原材料に「麦芽・ホップ・コリアンダー・酵母」と書いてある。フレッシュで、まろやか。スムーズな喉越しで、軟水の味わい。スパイシーでバランスがよい。★★★★+。輸入元のバックラベルには賞味期限が2006年3月とあるが醸造所のラベルには2005年とある。 La Namuroise Blonde (8% 33cl)
8/14(木)La Namuroise Blondeは、アンバーやブルインと同じ7%。この3種類を味わってもとりたてての個性は見つけられない。というのもどれも同じ飲み口、口当たりなのである。水が同じ、酵母も同じ、アルコール度数も同じとなると、単に麦芽を使い分けているだけという造り。もっと、さまざまなスパイスをふんだんに使い分けて、それぞれのビールの個性を出してほしいと願うビールだな。これは。評価は他のビールと同じ★★★。王冠は緑。 Blanche de Bruxelles瓶(4.5% 33cl)
8/16(土)樽生はまだ繋がれていないが、一足先にリーファーの瓶を飲んでおこうとBlanche de Bruxelles瓶(4.5% 33cl)を飲む。このリーファー瓶は素晴らしい。ハチミツを思い起こさせる香味。甘味もある。すごくフルーティ。★★★★+++。このビールは昔から飲んでいるが、こんなにもリーファーが旨いとは。以前はオレンジピールを一番感じる白ビールだと思っていたが、レシピが変わったのか。 ルフェーブル醸造所のビール全体に共通するのは、弱いバナナを思わす酵母の香りとほのかなハチミツを思わす甘味である。 Fantôme (8% 75cl)
8/16(土)Fantôme (8% 75cl)はリーファーである。まだブラッセルズのいくつかの店ではドライ物もあるので、確認をしてから注文するとよい。ラベルにbelgian"saison"beerと書いてあるファントムがリーファー物である。 このリーファーはすごい泡立ち。次から次へ泡立って来る。生きているビールとはこういうビールを指すのだと実感する。 香味にストロベリーがはっきり感じられる。フルーツビールだが、どこにもうたっていない。さらには、いままでなかったセゾンの文字をラベルに記載しているが、味わいはセゾンではない。ファントムは本当のベルギーの地ビールである。★★★★。る。 St.Feuillien Brune(7.5% 75cl)
8/16(土)St.Feuillien Brune(7.5% 75cl)。フリアート醸造所はその主力商品であるアベイのサン・フイヤン銘柄の名前をそのまま自分の醸造所の名前にしてしまった。これは、ヘット・アンカー醸造所が一時、グーデン・カロルス醸造所と名乗っていたのと同じだ。サン・フイヤン醸造所はこのままの名前でずっと通すのかちょっと興味あるところ。 さて、私がイドロパットに到着前に与力と鴻巣同心はサンフイヤン・ブロンドを飲んでいた。それと比べるということでブリューンを飲む。安心できるブリューンである。 Abbaye des Rocs樽生、Abbaye des Rocs瓶(9% 33cl)
8/16(土)Abbaye des Rocs樽生と、Abbaye des Rocs瓶(9% 33cl)を飲み比べる。守屋さんに瓶はリーファーかどうか聞いて、「たぶんリーファーだと思う」という返事で飲んでみたが、味わいはドライ。もちろんブラッセルズ輸入のビールである。(株)廣島のものよりは、全然状態はよいが、やはり焼けた感じがする。評価の対象外。
Les Artisans Braseurs Biere Blanche(5.5% 33cl)
8/18(月)このミブラナ醸造所のビールというのは、よくも悪くも日本の地ビール的である。ベルギービールにしては、インパクトに欠ける。リーファー輸入でフレッシュなのだが、今一つ特徴の弱い白ビールで酸やオレンジの風味があることはあるのだが主張していない。★★☆。飲み進んで、瓶に残っていたオリを入れるとかなり混濁したが、それを味わうとオレンジピールが増し、バランスがよくなった。★★★☆。白ビールについては、オリとのバランスを考えてグラスに注がないとその本来の味わいを感じないまま終わってしまう危険性がある。オリはある程度の量を必ずグラスに入れるべきと考える。 Blanche
de Brunehaut(5% 75cl)
8/18(月)個性ある白。飲んでスパイシーと感じる。ほんのわずかにチョコっぽい味を感じたが、麦芽が普通の白ビールよりもローストされているせいだろうか。オリを入れるとより風味が増す。 このビールは一時、私の最初の1杯目のビールとして愛飲していたビールである。リーファー輸入★★★〜★★★☆ Grisette Blanche 樽生(5% 20リットル)
8/18(月)Grisetteグリセット、グリゼットゥと商品名がさまざま。ブラッセルズはグリゼットゥで統一。基本的に現地の発音に合わせる方向でしょうか。 さて、このグリゼットゥは、ブロンド、ブロンシュ、アンバーの3種類あり、樽生も3種類あるが日本にはブロンシュのみ輸入。当初30リットル樽の輸入だったのが最近は20リットル樽の輸入に変更。早く樽が回転するということは、それだけ、我々は新鮮な樽生を飲めるということでもある。 ビールは酸味とオレンジの味のバランスがよく好感。この日はややハチミツをかんじる甘さもあって非常に美味しい状態であった。軽やかに飲める。★★★★。 グリゼットゥ・ブロンシュが、ヒューガルデン・ホワイトと同じくらいに白ビールの定番として定着してきたことを嬉しく思う。 Saison d'Epeautre(6% 75cl)
8/18(月)この日は白ビールの飲み比べの日。与力が帰る際に置いていった白ビールリストに載っているビールで、あと残る白ビールは、シリー醸造所のTitjeと、アベイ・デ・ロックのブロンシュ・ド・ゾネルの2種類。いずれも廣島輸入のものでドライ物。ちょっと飲みたくないなと思いつつ、思い出したのがセゾン・デポートル。 意表をついた選択。セゾン・デポートルは、セゾンの名がつくのでセゾンビールに分類されるが、実際には小麦(German Wheat)を使用したウィート・エールでもある。ベルギービールは一つのカテゴリーに入りきらないビールが多数ある。 さて、このビールが輸入されたときは、非常に喜んだものであるが今となっては、ドライな感じがどうしても気になる。リーファーでこのビールを飲んだらきっと感動物なんだろうな。明るいゴールドで、酸味やオレンジピールの味がある。 |
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