台湾茶
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台湾茶は、生産地、茶木の品種の組み合わせで表示されます。
◆茶木の品種◆
品種 特長
青心烏龍 この品種は、現在、台北文山茶区と南投凍頂茶区で最も多く栽培されている。
大葉烏龍 この品種は、汐止、七堵、石門、深坑、石碇を主産地とする。
黄心烏龍 頭屋郷を主産地とし、幼芽と毛が多いため、白毫烏龍茶を製造するのが多い。外観と品質に優れており、昔は有名茶区であった老田寮地区で栽培されるのが最も多い。
鉄観音 原産地は福建泉州府安渓で、1919年に木柵龍業会社により、安渓より導入し、台湾本省は木柵を主産地とする。
大湖尾 樹は中型で、葉は長い楕円形をしており文山包種茶を作るのに適している。
金萓(台茶12号) 半発酵茶(包種茶、烏龍茶、凍頂茶、水仙、鉄観音など)を製造するのに適し、その香りと味は濃厚で、玉蘭に似た香りがする。
翠玉(台茶13号) 金萓と同じように、青茶(半発酵茶)を製造するのに適するが、産量は金萓より少ない。また、香りや味も金萓には及ばない。
◆主要産地◆
種類
文山包種茶 産地は台湾北部「文山」坪林。清茶とも呼ばれ、発酵度が低い(発酵度15%)青茶で、日本の緑茶に近い。茶葉は鮮やかな緑色で、茶湯の色は淡い黄色で、蘭に似た香りが特徴。
木柵鉄観音 烏龍茶の中では中程度の発酵(40%)で、幾度もの手揉みと乾燥を繰り返し、充分に熟成。茶葉は艶のある黒味がかった色で小さく固くよじれており、茶湯の色は明るいアンズ色。
凍頂烏龍茶 台湾中部鹿谷(凍頂山)。大陸の烏龍茶より発酵度が低く(30%)、よく揉捻された茶葉は固くよじれて深緑色をしている。茶湯の色は明るい黄金色で、清新な花の香りとまろやかな風味。
高山茶 「生産地+高山茶」 梅山高山茶、玉山高山茶、阿里山高山茶、梨山高山茶
「茶木の品種+高山茶」 金萓高山茶、翠玉高山茶
香檳烏龍茶 夏の間ウンカが噛んだ茶葉の新芽と若葉だけを摘んで発酵させたもので、芽の部分が白くなることから「白亳烏龍」とも呼ばれています。
 烏龍茶の中でも発酵度が高く(70%)、その独特の甘い芳香とまろやかな味、それに赤みがかった茶湯の色は紅茶に似ています。
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