The International Wine and Spirits Exhibition for Asia-Pacific
VINEXPO 東京 (V&S展)

日時: 平成12年6月6日(火)〜6月8日(木)
会場: 東京ビッグサイト
ワイン・スピリッツ国際見本市(V&S展)の開催は、今回で2回目(前回は1998年香港)。
 世界中から1,000社におよぶワイン・スピリッツの生産者が東京ビッグサイトに出展し、テイスティング、セミナー、コンクール等数多くのイベントなども開催された。
 展示ブース全体の約半分のは、フランスの生産者が占め、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュといった有名な産地のほか、南西地方の珍しいAOCの生産者組合なども出展していた。
  イタリア、スペイン、チリ、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、カナダ、ドイツ、ギリシア、日本、メキシコ、ポルトガル、南アフリカ、スイスなど全世界のワインが集まった。
E.GUIGAL、GAJA、TAYLOR'Sなど有名ブランドの看板が並ぶ TAITTINGERのブース
Côtes du Marmandaisの生産者組合 スイスワインのブース
ソーテルヌのシャトーのテイスティング Cave Vinecole de Ribeauville
リボヴィレ(アルザス)生産者共同組合
東京で開催ということで、初日と最終日に参加した。すべてを見て回ることは困難であったが、興味を引いた生産地・生産者や立ち寄ったブースをいくつか紹介する。
  • フランス南西地方
    • BUZET
      • 南西地方のAOC。ボルドーの南に位置し、16000haの生産面積を持つ。アペラシオンの生産のほとんどをThe VIGNERONS DE BUZETが行っている。赤・白・ロゼ。
    • Côtes du Marmandais(コート・デュ・マラマンデ)
      • 南西地方のAOC。The CAVE COOPERATIVE OF COCUMONT(カーヴ・ドゥ・コキュモン)は、1956年に設立され、AOCコート・デュ・マラマンデを中心とした210軒の生産者による共同組合。あわせて1200haの畑を所有。現在はボルドー品種を中心に作られているが、この地方の伝統的なアブリウ種やボジョレのガメイなどもブレンド。このアペラシオンの大半をここが占めている。赤・白・ロゼを生産。
    • Côtes du Frontonnais
      • 南西地方のAOC。このアペラシオンのほとんどをCAVE COOPERATIVE LES COTES DE FRONTONが生産している。赤・ロゼ。
  • フランス・ボルドー
    • ソーテルヌ
      • Ch.Rayne Vigneau/Ch.Lafaurie-Peyraguey/Ch.Filhot/Ch.Clos Haut-Peyraguey/Ch.Lamothe Guignard/Ch.Sigalas Rabaud/Ch.de Malle/Ch.Coutet/Ch.Climens/Ch.Nairac/Ch.d'Arche/Ch.Guiraud/Ch.Latour Blanche/Ch.Suduiraut/Ch.Caillou/Ch.Doisy/Védrines/Ch.Myratなどほとんどディケムを除いたすべての格付けワインのテイスティング。
  • アメリカ・カリフォルニア
    • Saintsbury
      • 素晴らしいシャルドネとピノ・ノワールのほか、珍しいピノ・グリの色の薄い赤。
  • ルーマニア
  • チリ
    • Concha y Toro
      • Don Melchor、Marques de Casa Concha、Trio、Casillero del Diablo

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