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瓶の容量 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
容量の単位 |
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ベルギービールのラベルには、ビールの容量に「cl(センチリットル)」との単位が記載されています。日本では普通は使用しない単位ですが、ベルギーでは一般的です。もともとメートル法に規定がある単位ですが、日本とベルギーでは一般的に使用する単位が異なります。 このホームページでは、主にベルギーのラベル表示通り「cl」を中心として使用し、「ml」は状況に応じて使用しています。 日本では、輸入ビールの表示に関する公正競争規約、及び、公正競争規約施行規則において、「ミリリットル」若しくは「ml」又は「リットル」若しくは「l」で表示することが義務付けされているので、輸入ビールの日本用裏ラベルには必ず、この基準で表示されています。 ※参考
輸入ビールの表示に関する公正競争規約 (必要な表示事項) 第3条 事業者は、輸入ビールの容器又は包装に、次に掲げる事項を、それぞれ輸入ビールの表示に関する公正競争規約施行規則(以下「施行規則」という。)で定めるところにより、見やすい場所に邦文(算用数字及び慣用記号を含む。)で明りょうに表示しなければならない。 (1) ビールである旨 (2) 原材料 (3) アルコール分 (4) 容器の容量(内容量) (5) 賞味期限 (6) 保存方法 (7) 事業者の氏名又は名称及び所在地 (8) 引取先の所在地 (9) 原産国名 (10)取扱上の注意等 (11)その他法令により表示すべきこととされている事項 公正競争規約施行規則 (必要な表示事項の表示基準) 第2条 規約第3条の必要な表示事項は、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律(昭和28 年法律第7号)又は食品衛生法(昭和22 年法律第233 号)の定めるところによるほか、次の基準により表示するものとする。 (1)〜(3)略 (4) 規約第3条第4号の「容器の容量(内容量)」は、「ミリリットル」若しくは「ml」又は「リットル」若しくは「l」で表示するものとする。 (以下略)
ビール瓶の容量ベルギーのビールはアメリカにも輸出されていますが、アメリカはヤード・ポンド法なので、アメリカ輸出用のラベルには、オンスoz(※fl.oz=fluid ounce液量オンス)で容量が記載されています。この対照表は以下のとおり。ベルギーの瓶の容量に関する考え方は、メートル法に由来の1リットルを基準として、2分の1(500ml)、3分の1(330ml)、4分の1(250ml)という容量と、ワインのBouteille(ブティーユ)750mlを基準として、2分の1(375ml)、2倍(1500ml)という容量の2つから成っている。
また、メニューに「Lambic le litre」とあれば、ランビックビールが1リットルのピッチャーで出てくるし、「Saint-Feuillien Blonde 3/4」という表示では750mlの瓶を意味する。「Kriek 1/2」という表示だと500mlのピッチャーで出てくる。 瓶の名称330ml=33clが普通のサイズという感覚なので、どの銘柄にも750ml=75clの瓶が存在するわけではありません。、まして1500mlや3000mlといった大きな瓶は特注品として重宝がられています。特にサン・フイヤン醸造所は巨大な容量の瓶を生産することで有名ですが、これらの大きなボトルにはそれぞれ旧約聖書などから取った呼び名がついているので紹介します。 なお、サン・フイヤン醸造所はワロニアのエノー州に存するのでフランス語読みであり、かつ、シャンパーニュの瓶と同じ呼び方となる。なので3リットルの瓶はボルドー風のダブルマグナムではなくジェロボアムと呼んでいます。 また、レフ・ブロンドの3000mlはダブルマグナムと呼んでいる。
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