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イレギュラーなビール
ラベル不良
Barbãr
(8% 33cl)
Brasserie Lefebvre

(撮影:2004.1.27 渋谷・イドロパット)
ルフェーブル醸造所のバルバールの裏面です。
 ベルギービールに限らず、ラベルがある程度曲がって貼られているものは珍しくありませんが、ここまで曲がっているものには、なかなか出会いません。
 ここで、気になるのは、ラベルの賞味期限欄が空白であり、ラベルの角にほんの少し賞味期限の印字が見えています。ということは、賞味期限が印字されたラベルを貼るのではなく、ラベルを貼ってから印字するという工程であることがわかります。

Tripel Karmeliet
(8% 33cl)
Brouwerij Bosteels
ボステールス醸造所のトリプル・カルメリートです。
 ラベルが、完全にさかさまに貼られたものです。賞味期限は本来あるべき右下に印字されており、ラベルの賞味期限欄は空欄です。
 ラベルの束をラベル貼り機にセットしたとき、何らかの理由で1枚だけさかさまになったものが混入してしまったと思われます。
 このボトルは1999年1月にボステールス醸造所を訪れた時、社長さんたちと会食したおり、お店で飲んだビールの1本でした。このラベル不良のボトルを社長のボステールスさん(5代目)に見せると、しばらく考え込んでいましたが、「わからないが、不良品だ。」という答え。品質管理にうるさい方なので、しばらく瓶を手にとってながめていました。

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