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ブラッセルズ 2003 BEER RALLY ワロンでナイト
平成15年10月1日から10月15日までの約2週間、ブラセルズ各店を回る「2003 BEER RALLY ワロンでナイト」が開催された。奉行所の面々も参加。

奉行:10/14完走
与力:10/2、10/15完走
川崎代官:10/14、鴻巣同心:10/3完走、八州回り:11/15完走、
お銀さん:10/15完走

Montagnarde 樽生
今年のラリーは、西麻布店は閉店(7/31)してしまったが、昨年暮れにオープン(2002.10/25)したイドロパットを加えた7店舗による開催となった。
 なお、仙台のクレプスキュール・カフェや期間中ブラッセルズが出店(10/9・10)するワールドフェスタヨコハマ2003会場もラリーの公式対象となり、そこへ訪れた者に対して公式のスタンプを押印してくれる。(ただし、この2ヶ所は回らなくてもラリーは達成できる。)
 参加者は、ラリー用のパスポートを受け取り、各店を期間中に回り、スタンプを押してもらうことでゴールできる。エントリー料は無料。今年はパスポートにナンバーは振られていない。2週間という期間に対してハードルが低いと見るか高いと見るかは参加者の事情によるが、できるだけワロニアビールを飲むことが、今回のタイトルの趣旨に沿ったものである。
 ラリー達成者は、最終的に130人強ということである。
★ 実 施 店 ★
◎ブラッセルズ神田店 千代田区神田小川町3−16−1 Tel.03-3233-4247
◎ブラッセルズ神楽坂店 新宿区矢来町75 Tel.03-3235-1890
◎ブラッセルズ原宿店 渋谷区神宮前1−10−23原宿ふらっとビル Tel.03-3403-3972
◎ブラッセルズ神谷町店 港区虎ノ門5-1-5虎ノ門45MTビル1F Tel.03-5405-1588
◎カフェ・クレプスキュール 渋谷区神宮前4-9-8 カソラーレ原宿BF1
NADiff内
Tel.03-3423-0760
◎カフェ・ヒューガルデン 渋谷区代々木2−20−16 Tel.03-5388-5523
◎イドロパット 渋谷区宇田川町
渋谷パルコパート1 地下1階
Tel.03-5456-9123
○クレプスキュール・カフェ仙台店 仙台市青葉区春日町2-1 せんだいメディアテーク1F Tel.022-716-0120
※クレプスキュール・カフェ仙台店は、回らなくてもラリーは達成できる。
◆各店の顔◆

カフェ・ヒューガルデンの斉藤店長
お薦めは、モアネット・ブラウン

原宿店の赤津店長
お薦めは、バンショワーズ・ブリューン

神谷町店の藤田店長
お薦めは、ナミュロワーズ

カフェ・クレプスキュールの佐久間さん
お薦めは、サン・マルタン

ワールドフェスタ・ヨコハマ2003会場
神楽坂店の西條店長(右)

最終日、バスツアーを迎える滝沢店長
(神田店)

イドロパット

ワールドフェスタ・ヨコハマ2003会場
呼び込みの角木さん、五味さん
◆発見◆

ラリーTシャツ

ビールエプロン
(モデル:マジシャン西條)
各店のお薦めビールはいろいろあるが、今年輸入された新ビールを中心に味わった。アベイ・デ・ロック醸造所やデコシンヌ醸造所のウルトラ各種、バンショワーズ醸造所のリーファー物、ミブラナ醸造所のナミュロワーズ各種にジェアン醸造所のゴリアット、セゾン・ヴォザンなど新しい銘柄のほか、定番デュポン醸造所のリーファー物、ファントム醸造所のリーファー物など味わっておくべきワロニアビールは数多い。
◆味わったビールの一部◆

Saison1900

Fantôme

Binchoise Blonde

Binchoise Frora

Abbaye de Saint Martin

Ultra Brune

Bush Blonde

Bush Ambrée
今回のラリーでは、初日にいかに早くゴールするか競う者、2週間という短期間に各店を2周回りゴールしようとする者、遠隔地のクレプスキュール・カフェ仙台店を訪れる者、ブラッセルズから独立しベルギービアバーを開業しているギボンやビニマルにも行く者など、それぞれ自主挑戦する者達が現れた。
 そういう私も、ブラッセルズ輸入のビールを扱う銀座ファボリ、浜松町(大門)アグウ、阿佐ヶ谷たこやき海晴亭なども加えて期間中に回わったものの一人である。
◆ブラッセルズ・ビアラリー・バスツアー◆
ラリーの自主企画で最大のものは、ラリー最終日(10/15)に40人乗りのバスを貸し切って、ラリーを1日で制覇しようというもの。主催者は、昨年もバスツアーを敢行した常連のキャプテン濱本さん※
※10/15ラリー中、身に着けていたエプロンにキャプテンの文字の刺繍があることから、この日からキャプテンとのあだ名がついた。
ラリー最終日、幸運?にもこのラリー・バスツアーに遭遇したので、その状況を一部報告しよう。
〔報告1〕
 10月15日、イドロパットからラリーをスタートするとの話を聞いていたので、バス軍団が去ったあとのイドロパットを想定してイドロパットに出かけた。ところが、まだ来ておらず、神谷町店にいるという。
 午後9時ころ。神谷町店からイドロパットに電話が入る。あと30分後にイドロパットに到着予定とのこと。イドロパットでは、本格的に準備に掛かかるが、一般のお客さんもだんだんと増えてくる。バスツアーに途中のイドロパットから合流しようとする方々も来店し始めた。
 午後9時35分。ついにバスツアー軍団がイドロパットに到着。用意されていたグラスに、サン・フーヤン・トリプルの大瓶の栓をどんどん開けて注ぎ開始。さらには、ゴロワーズの特大ジョッキにもビールを注ぐ。これは、みんなで回し飲みをするのだという。みんなで乾杯!!。フリッツなども注文するので、しばらく滞在するのかと思っていたら、ある女性の頭上に赤いランプが点滅し始めた。これが点滅し始めたら3分以内にビールを飲みきって、次の店舗に移動するのだという。
 この日のコースは、原宿店を皮切りに、カフェクレプスキュール、神谷町店の順番でイドロパットに到着したあと、カフェ・ヒューガルデン、神田店、神楽坂店を訪れてゴールする予定であるとのこと。
 イドロパットを去った彼らは、渋谷パルコを下った山手線ガード下に停めてあった大型バスに乗って、カフェ・ヒューガルデンに向かい去っていった。

イドロパット準備OK

全員で乾杯!!

女性の頭のシグナルが点滅し始めた。
あと3分でイドロパットから移動の合図だ。

カフェ・ヒューガルデンに向けて出発
(午後10時すぎ)
〔報告2〕
 私もイドロパットをあとにして、神田店に向かった。
 神田店に着くと、店の前はバスが到着するのを見越して、準備体制に入っていた。常連の客も今か今かと店の前で立ち飲みをして待っている。町娘も立ち飲みである。店に入ると、前日神谷町店で出会ったお銀さんがカウンターに座っていた。この日、最終日にゴールということで、お祝いの乾杯!。前日は、私がゴールでお祝いの乾杯をしてもらったばかりである。
 さて、カフェ・ヒューガルデンを出発したとの電話が入る。いよいよ本格的な臨戦体制である。バスはまだか?とみな一方通行の道路の右方向を確認しながら、ビールを片手に飲んでいる。すると、なんと左手から、ツアーの一団が徒歩でやってきた。大型バスが角を曲がれなくて、靖国通りに停めたのだと言う。
 さあ、ジョージさんがグラスにビールをどんどん注ぐ。ビールはデュポンIIIである。再び乾杯!!!。
小さな店舗の前は、この集団で埋め尽くされた。
 さて、このツアー参加者のパスポートに来店のスタンプを押印するだけでも大変だなぁと思っていたら、そこは主催者もいかに短時間で各店を回るか工夫されていて、このツアー専用の団体用パスポートなるもので対応していた。なるほどこれなら、名簿に出欠のチェックするだけでよい。
 30分ほどすると再び、さきほどの女性の頭上の赤ランプが点滅しはじめ、次の最終目的地である神楽坂店に出発開始である。店長ほか従業員、常連の客たちも靖国通りまで出て行き、バスを見送った。
 このあと、神楽坂店にいた与力は、このバスツアーが0時過ぎに神楽坂店に到着し、無事ゴールするのを見届けたとのこと。
 バスツアー参加者延べ36名、うち完走者20名。---おめでとうございます。

神田店も準備OK

さあ神田店に到着。記念写真。
(午後11時ころ)

急いでビールをグラスに注げ!

乾杯!!!

団体用パスポート

いよいよゴールの神楽坂店へ向けて出発
(午後11時30分ころ)
◆達成証明書◆
ラリー達成者は、後日(11月9日)開催される「ビールラリー達成記念パーティ」に招待される。

◆奉行のパスポート◆

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