酒蔵奉行所
ベルギー報告会
日時:2004年3月30日(火)
    
場所:ブラッセルズ神楽坂店

参加者:奉行、与力、川崎代官、鴻巣同心、八州回り、エヌ柿、中澤、桐生(8名)     
 2004年3月3日〜3月10日にベルギーを旅してきた方(与力、川崎代官、エヌ柿、中澤、桐生)のベルギー旅行の報告会である。うち、与力持参のお土産ビール3本を味わった。
Zythos Bierefestival ZBF2004に参加した時の様子を伺う。
※スケジュールや飲んだビールの一覧は与力のページへ。また、ビールフェスティバルで味わったビールの一覧は、与力の報告ページへ。
最初の一杯
1.Floreffe Brune(6.3% 樽生 Br.Lefebvren)
   参加者全員が揃うまで、トーシン・ブラッセルズ輸入の樽生。この日はこれからフローレフ・ブリューンを開けるという。ほぼ開けたてに近い新鮮な樽生ビールを味わう。
 ドライだが、味わいがあるビール。★★★
 遅れて来た人も、まずこれから味わう。
2.Ultra Brune (10.0% 33cl) Br.d'Ecaussinnes
   もうすぐラベルが変更になるので、旧ラベルの味を覚えておこうと注文したビール。この醸造所では一番強いビール。濃順なコクがあり、ボリューム感たっぷり。ヨーグルトを口に入れたような収斂味があり、熟したヴィンテージビールの味わいが出てきた。賞味期限は2005年。
★★★
3.4.Floreffe Triple (8.5% ,樽生,75cl Br.Lefebvren)
   まだまだ、お土産ビールは登場しません。フローレフ・トリプル樽生もあったので、大瓶と飲み比べをする。
 樽生は250mlの新グラス、瓶は旧グラス。
お土産ビール
5.Malheur Dark Brut Reserve 2003 (12.0% 75cl) Kleinbrouwerij De Landtsheer Emm. N.V.
  本日のお土産ビール第一段。マルールのダーク・ブリュット。シャンパン方式で造るマルール・ブリュットのダーク版。
 マルールのシャンパン方式は、ルミュアージュ(動瓶) を1本1本手作業で行うのではなく、コンテナのカゴに瓶を詰め、カゴごと回転させるジロパレットと呼ばれる機械化された方法による。Deusデウスが1本1本手で行うのと比べ安上がりである。
 さて、味わいは、シェリー、マディラ、コーヒーなどの風味がする。高アリコール感がありじっくりと味わいたい。チョコレートに合うビール。★★★
6.Chapeau Cuvée (5.5% 37.5cl) Brouwerij De Troch BVBA
   ド・トロック醸造所が造る本格的ランビック。甘味を付けていない。
一流処のグーズと比べ、ちょっと味わいが落ちる。グレープフルーツの味はせず、たくあんの味がする。なんとなくホコリっぽい香味がする。酸味は十分なのだが、伝わってくる物がない。★★★〜★★レアな物なのだが。
7.Vapeur Vanille (5% 33cl) Brasserie a Vapeur
   ホップの苦味が強いビール。麦芽の甘味、コクはなくドライな感じ。★★ 賞味期限は2008年9月。
 ヴァプール醸造所のビールラベルは相変わらず漫画チック。
その他 ブラッセルズ神楽坂店のビール
8.Hannsens Oude Gueuze (6% 75cl) Gueuzestkerij Hanssens
   ランビックビールが飲みたくなった。やはり大御所ハンセンス。複雑な香味は一番。★★★★
9.Cantillon Lu PePe Frambise 1998(6% 75cl) Brasserie Cantillon
   フルーツランビックの上物。クリークに比べ色は薄いが、香りはフルーティ。★★★
 1998年物には熟成感を感じる。
10.Servesia (8% 75cl) 11.La Bière du beloeil(8.5% 75cl) Brasserie Dupon
   最近、デュポンI、II、IIIの新しいラベルの話題を中心にしていたので、飲むビールもなんとなくデュポンになっていた。同じデュポン醸造所のビールのセルベシアやベルイユも魅力ある個性的なビールである。
料理

【データ】 ブラッセルズ神楽坂店
新宿区矢来町75-1
Tel:03-3235-1890
営業時間17:30〜26:00(平日)、17:30〜23:00(土) 日曜・祝日定休
アクセス 東西線「神楽坂」矢来口から徒歩2分、JR・営団「飯田橋」から徒歩10分
http://www.brussels.co.jp/kagurazaka.html

ベルギービールの魅力
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