サン・フイヤン醸造所 |
アベイ・デ・ロック醸造所 |
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Callebaut Lucさんと |
サン・フイヤン醸造所とアベイ・デ・ロック醸造所からは営業の方の来日。アベイ・デ・ロックのセールス・マネージャーのリュックさんとお話する。
特に新しい銘柄のNounnetteヌネットというビールについて、水・モルト・ホップだけのビールというシンプルな造りを目指したという。我々はアベイ・デ・ロックに複雑な味わいを求めているのだが、ホップはザーツホップを含む3種類を使い、トリプルのビールを造るというから、そこはアベイ・デ・ロックでホッピィなキャラクタープラスαの何かありそう。強すぎず、弱すぎず、でも他では飲めないアベイ・でロックの味のビールということである。
ただし、日本に輸入されるかどうかは、未定である。 |
ブリュノー醸造所 |
ギィ・バルシェールさんと |
ラメ・アンバーとブロンド |
ギィ・バルシェールGuy Valshaertsさんとは昨年のパーティ以来のことである。ギィさんは我々のことを覚えていてくれて、昨年、いろいろ質問したので、今年はギィさんから、「さあ、なんでも質問してください。」と真っ先に言われてしまった。
ギィさんの目標は、本物のビールを造ることがであり、すでにある銘柄はすべて十分美味しいいいビールばかりであるという。Abbaye
de St.Amanndサン・アマンドは、ジェニバー(ネズの実)を使うビールだが、他では液体を使用しているが、うちではちゃんとした実を使用している。スパイスとして使用するアニスやコリアンダーもみんな本物を使用しているという。
「サン・マルタンは内緒だが、小麦ビールである。ローストした小麦を使った世界で最初のビールなんだ。」という話を今年もするので、きっと会う人みんなに言っているに違いない。もう秘密ではなさそうである。
新しいアイデアはあるのか尋ねると、「本物のフルーツを使ったビールを造ってみたい。」といって、ちらっとデコシンヌ醸造所のウルトラムールを批判気に見る。
「あなた方は私の息子たちのようなもの。世界でビールをわかって飲んでくれている。」と喜んでいた。 |
デコシンヌ醸造所 |
Hugues Van Pouckeさんと |
ウルトラ・ブロンド |
2000年4月に創業したばかりの新しい醸造所。ビールを造ろうと思って1年間修行した。たった1年で醸造所を立ち上げ、ウルトラをはじめ各種のビールを醸造するとは凄い。
ボトルをまだ見ていない樽生ビールの「ウルトラ・デリス」は「ウルトラ・ノエル」と同じではないか?」と質問すると、私の肩をたたいて、「あなたは素晴らしいテイストを持っている。あたりだ」とのこと。ノエルが売れたので、クリスマス以外の季節にも売ろうということで、別名を与えたということである。これにはシナモンを加えてあるということ。
現在、ウルトラ、ウルトラ・ブロンド、ブリューン、デリス、ウルトラムール、ウルトラ・ソワフの6種類を造っているが、さらにいろいろ造りたいという。
今回ベルギーから持ってきたものに、ビール・リキュールがあるという。Liqueur
d'amourは、ウルトラムールを蒸留したもので、木苺の香りが芳しい。もう一つ、Ultraprèsはコーヒー・ロキュール。こういった、ビールを蒸留して造ったリキュールは、ワロニアの醸造所ではよく造られているようである。 |
Liqueur d'amour
(アルコール20%) |
Ultraprès
(アルコール21%) |
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