Foodex Japan 2004
日時:2004年3月9日(火)〜12日(金)
    
場所:幕張メッセ

※3/11、3/12に入場
奉行、与力、川崎代官、鴻巣同心、八州回り他
 国内最大の食のイベント、フーデックス・ジャパン2004が幕張メッセで開催された。
最近、アイリッシュパブ、イングリッシュパブの出店が続く中、ベルジャン・カフェの進出も見逃せない。そうした状況の中、ベルギービールを他店と差別化するための重要な商品と考える経営者が、全国から会場に集まった。
Interbrew-Konishi Brewing Co.,Ltd.
小西酒造株式会社
この3月、ベルギーに本拠を置く、大手ビールメーカー、インターブリュー社は、ブラジルのアンベブAmBevと経営統合し、インターブリューアンベブを新たに設立することを発表した。新会社は世界市場シェアの14%を握ることになり、第 1 位の米アンハイザー・ブッシュを抜いて、世界最大のビールメーカーになる。
 そのインターブリュー社の輸入総代理店をしているのが小西酒造である。ヒューガルデン・ホワイトを中心に各種揃えるが、今年の目玉はLeffe Blondの樽生。ただし、これはインターブリュー直営のユーロ・バーン・コーポレーションが進めるベルジャン・ビアカフェ・バレル用のもので、積極的にはPRしていなかった。関東では初お目見えとなる。
 小西酒造には、ベルギービール普及の牽引力として、今後も頑張っていただきたい。
三井食品株式会社(※株式会社三友小網)
ベルギービールといえば、トラピスト・ビール。トラピスト・ビールといえばシメイ。ということで、ベルギービールの最も重要な銘柄を輸入しているのが三友小網(4月から三井食品株式会社と改称)。
日本に輸入されていないシメイ商品は、シメイ・トリプルの樽生・・・。最近、様々な樽が輸入されているが、やはりトラピスト・ビールの樽生となれば、旨さもそうだが話題性にも富む。誰もが口にしたいビールである。条件をクリアーされて、輸入を待ちたい。
 シメイ・ブルーは、昨年ジェロボアムという3リットル瓶が輸入されて話題を醸したが、シメイ・トリプル・マグナムというのもベルギーでは売っています。
ベルギービール広報センター
ベルギービールの普及活動を行っている。各社輸入のベルギービールの試飲。
ユーロバブ・インポーツ
イギリスのビールを輸入する中、ベルギービールで最も飲まれているピルスナー、ステラ・アルトワを輸入している。それも瓶・缶ばかりでなく樽生も輸入している。個性あるベルギービールとは言えないが、ベルギーにおいてこのタイプのビールが消費の70%を占めると言う事実は忘れてはならない。
トーシン・ブラッセルズ株式会社
アベイ・デ・ロック、ジェアン、デコシンヌ、デュポン、サン・フーヤン、バンショワーズなど、ベルギーでもワロニア地方の小さな醸造所のビールを輸入している。トーシン・ブラッセルズが輸入するこれらのビールは、みな個性的で熱烈なファンが多い。他店との差別化をはかるための魅力的なビールとして、ブースには大勢の人たちが押しかけていた。

ベルギービールの魅力
酒蔵奉行所関連
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