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すがや「秋のほろ酔い会」 |
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日 時:2003年10月25日(土)〜27日(月)
10:00〜17:00
会 場:すがや倉庫2F
主 催:すがや商店
(川崎市宮前区神木本町5-2-16)
会 費:3500円(ヒューガルデングラス付) |
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待ち望まれていたすがやのビール会。1年以上のブランクを置いて久しぶりの開催。
約50種類(一部日替り)のベルギービールが一度に試飲できるチャンスは、このすがやさんの会しかないので、皆はるばる遠方からやってくる。
今回もベルギービールを中心として、オーストラリアやアイルランドなどのビールも含まれている。
ベルギービールファンが集う数少ないイベントとして、この3日間、さまざまな業界関係者、愛好家が集まり、交流を深めました。延べ約120名が来場したとのこと。
私(奉行)は、10/26・27の両日に参加した。 |
◆出品リスト(10/26・27)◆
(※ビール名はリストによる。一部修正あり)
ビール名 |
alc. |
容量 |
輸入元 |
ベルギー |
1 |
ヒューガルデン・ホワイト |
5.0 |
20l |
小西酒造 |
2 |
アルティチュ−ド |
6.0 |
20l |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
3 |
モンタニャール |
9.0 |
20l |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
4 |
ベルビュー・クリーク |
5.1 |
5l |
アサヒビール |
1〜4 樽生4種類は快挙!!! |
5〜16 |
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5 |
グリセッテ・ブロンシュ |
5.0 |
250ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
6 |
ブロンシュ・ド・オネル |
6.0 |
330ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
7 |
ブランシュ・ド・ブリュッセル |
4.5 |
330ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
8 |
ブランシュ・ド・ブリュッセル |
4.5 |
330ml |
中央葡萄酒 |
9 |
モアネット・バイオ |
7.5 |
750ml |
ブラッセルズ |
10 |
セゾン・デュポン・バイオ |
5.5 |
750ml |
ブラッセルズ |
11 |
セゾン・デュポン・バイオ |
5.5 |
750ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
12 |
セルベシア |
8.0 |
750ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
13 |
サン・マルタン |
7.0 |
330ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
14 |
バンショワーズ・フローラ |
7.0 |
330ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
15 |
パウエル・クワック |
8.0 |
330ml |
廣島 |
16 |
パウエル・クワック |
8.0 |
750ml |
廣島 |
17 |
トリペル・カルメリート |
8.0 |
330ml |
廣島 |
18 |
トリペル・カルメリート |
8.0 |
750ml |
廣島 |
16〜27 |
25〜32 |
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19 |
グーデンカロルス・トリプル |
8.0 |
750ml |
小西酒造 |
19 |
グーデンカロルス・レギュラー |
8.0 |
330ml |
小西酒造 |
20 |
グーデン・カロルス・アンブリオ |
6.5 |
750ml |
小西酒造 |
21 |
アヘル・ブリューン |
6.5 |
330ml |
小西酒造 |
22 |
オルヴァル |
6.2 |
330ml |
小西酒造 |
23 |
サラ |
6.0 |
750ml |
蝦夷麦酒 |
24 |
サラ・バイオ |
6.0 |
750ml |
蝦夷麦酒 |
25 |
セゾン・シリー |
5.0 |
750ml |
廣島 |
26 |
ロシュフォール10 |
11.3 |
330ml |
小西酒造 |
27 |
グリムベルゲン トリプル |
9.0 |
330ml |
廣島 |
28 |
ウルトラムール |
9.0 |
330ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
29 |
ヴァプール・コション |
9.0 |
750ml |
小西酒造 |
30 |
ヴァプール・フォリー |
8.0 |
750ml |
小西酒造 |
31 |
ジラルダン・グーズ(白ラベル) |
5.0 |
375ml |
小西酒造 |
32 |
ジラルダン・クリーク |
5.0 |
375ml |
小西酒造 |
33 |
ジラルダン・フランボワーズ |
5.0 |
375ml |
小西酒造 |
34 |
ジラルダン・グーズ(黒ラベル) |
5.0 |
750ml |
ヴィナイオータ |
35 |
ドゥリ・フォンティネン・グーズ
(プリントボトル1999) |
6.5 |
750ml |
小西酒造 |
36 |
カンティヨン・グーズ(旧ラベル) |
5.0 |
375ml |
小西酒造 |
37 |
カンティヨン・グーズ(新ラベル) |
5.0 |
375ml |
小西酒造 |
ブラックラベルが輸入され、
かわいそうなジラルダン・白ラベル |
新はバイオの象徴ケシの花が描かれている。
グーズとして熟していない若いランビック風味 |
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38 |
ボーン・ファロ・ペルトターレ |
5.0 |
375ml |
小西酒造 |
39 |
エヒテ・クリーク |
6.0 |
250ml |
小西酒造 |
40 |
ティママン フランボワーズ |
5.0 |
250ml |
池光エンタープライズ |
41 |
ティママン・ペシェ |
5.0 |
250ml |
池光エンタープライズ |
42 |
ハプキン |
8.5 |
330ml |
廣島 |
43 |
ウルション |
7.0 |
750ml |
ブラッセルズ(リーファー輸入) |
44 |
カステールビール1999(Donker) |
11.0 |
750ml |
廣島 |
45 |
カステール・グーデントリプル |
11.0 |
750ml |
廣島 |
45 |
ダブル・アンギャン・ブロンド |
7.5 |
750ml |
廣島 |
46 |
マルー#6 |
6.0 |
330ml |
小西酒造 |
47 |
デンデロモンデ |
8.0 |
330ml |
池光エンタープライズ |
48 |
モンタグナード |
6.0 |
750ml |
廣島 |
49 |
アベイ・デ・ロック |
9.0 |
750ml |
廣島 |
50 |
シュッフ・ボック6666 |
6.5 |
750ml |
小西酒造 |
51 |
ナイス・シュッフ |
10.0 |
750ml |
小西酒造 |
52 |
サン・ヒューリエン・トリプル |
8.5 |
6000ml |
廣島 |
52 |
3フォンティネン スカルベーク |
|
750ml |
ヴィナイオータ |
43〜51 |
3フォンティネン スカルベーク |
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その他 |
国名 |
53 |
クーパーズ・エクストラ・スタウト |
5.0 |
330ml |
オーストラリア |
54 |
クーパーズ・スパークリング・エール |
5.0 |
330ml |
オーストラリア |
55 |
クーパーズ・ペールエール |
5.0 |
330ml |
オーストラリア |
56 |
ナンバーワン |
4.3 |
330ml |
アイルランド |
57 |
オハラ |
4.3 |
330ml |
アイルランド |
58 |
ムーリン |
4.3 |
330ml |
アイルランド |
59 |
クリム |
4.3 |
330ml |
アイルランド |
60 |
ホブゴブリン |
4.4 |
500ml |
イギリス |
61 |
クリストフェル・ロバータス |
6.0 |
330ml |
オランダ |
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【10月26日】
到着すると、まず樽生ビールが4種類も揃えたことに驚き。ブラッセルズ輸入の樽生ビールを味わいながらビールリストを点検。「リーファー輸入」の文字があるビールを中心に味わう。リーファーとそうでないビールの差は味わってみてすぐわかる。今回の参加者は、これらのビールを飲み比べて、ビールの品質がいかに大事か実感して帰られたのではなかろうか。
この日のメインは、サン・ヒューリエン・トリプルの6リットル瓶。前日は3リットルの瓶だったという。ここまで大きい瓶だと個人で味わうことはほぼありえない。パーティ用の主役となるビールである。主な参加者がほど集まった午後、すがやさんがこのボトルを会場に持ち込む。別室で冷やしていたものだ。
コルクが硬く開栓に苦労するが、やっとのことで開ける。ビールはレフの大きなグラスに慎重に注ぐ。グラスが一杯になってもまだ余っている。次にデュベルの大きなグラスに注ぐ。この大きなグラス2杯を会場のいるみんなで回し飲み。最初の人は、グラスを傾けられずに泡にしか口が届かず苦労気味。自分の番が回ってくる。重い!グラスを近づけるとグラスの空間に閉じ込められた香りが素晴らしい。グラスを傾けビールを味わう。まろやかな味わいである。トリプルの高い度数にもかかわらず、ピリッとした刺激が落ち着いて十分にまろやかなビールになっている。素晴らしいの一言。味わった人たちもみな満足。
パーティには大ボトルは欠かせない演出のビールである。
なお、残念なことだが、このボトルのラベルはグラスに注がれた直後にすぐに何者かにラベルが剥がされていた。パーティ用のビールは通常パーティ終了時まで会場に飾られ、参加者の「美味しかった」という思い出をボトルを見るたびに思い起こさせてくれるもの。以前のこの会でも、ボトルに参加者みんなでマジックで寄せ書きをして、そのボトルはいまだにすがやさんの店内に置いてある。私はそれを見るたびに、過去のパーティを思い出している。ラベルが欲しいなら、主催者のOKを貰ってからでないと、剥がすのは禁物である。何本もある普通のビールなら許されても、特別なビールに対しては配慮が欲しい。このボトルだけはラベルを剥がすのはまかりならぬものを、心無い参加者に剥がされて主催者は怒っていたので、ここで注意を促しておく。(ということで、6リットルボトルの写真は撮影不能だったので前日の3リットル瓶の空き瓶を撮影しました。) |
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【10月27日】
昨日のリストとは若干の変更があった。この日のメインは、3フォンティネン・スカルベーク。昨日、「明日は何を開けようか?」と尋ねられたのでドリーのスカルベークなどと半分冗談で答えたていたのだが、すがやさんはこの入荷本数の少ない貴重なビールを本気でやってくれました。
この日私が会場に到着したのは遅く、午後3時を回っていたが、私が到着するのを待っていたように、ボトルの開栓が始まった。3本をデュベルの大きなグラスに注ぐ。会場にクリークのフルーティな香りが漂い、参加者一同期待が膨らむ。
すがやさんは私が提案者ということで、最初にこのグラスを味わう栄誉を私に与えてくれた。真紅の液体で満たされたグラスを鼻に近づけると、素晴らしい香り。グラスを斜めにかたむけ味わうと、酸味と凝縮された果実味が口中に広がる。すべてが調和したクリークの偉大さを思い知る。順次、参加者の手にグラスを渡し、回し飲む。すべての参加者から賞賛をうけたこのクリーク。すがやさんの太っ腹にみな感謝であった。 |
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