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ジャパン・ビア・フェスティバル 2003 in 東京 | ||||||
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本来、地ビールのフェスティバルだったが、地ビール愛好家の多様な嗜好に合わせてか、年々、地ビールの枠にとらわれず、海外のビールの出展や試飲コーナーが増えてきている。 我々も地ビールが一同に会し、比較試飲できる数少ないイベントとして参加したが、このページでは、特にベルギービールファンとしての立場から、興味を惹いたものを紹介する。 さて、我々が参加した土曜日は、台風で大雨、風。その影響でグラスやビールの到着が遅れたりで、トラブル発生。グラスが届いた午後4時すぎまでは、プラスチックのカップでの試飲。 |
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ウエストフレテレン 12
トラピストビールのウエストフレテレン12の特別試飲があった。我々は、当会役員である八州回りが時間を間違えて早い時間から並んだこともあって、運良く開場一番乗りの参加者となった。 開場されると、ウエストフレテレンの前にはみるみる行列ができてきた。みなさんこのビールの価値をよく知っている。我々も遅れをとらず1杯いただく。一人1杯限りという制限があったにもかかわらず、開場してたった15分ほどで品切れになったとのアナンスが流れた。 なお、王冠を確かめると、アルコール度数が10.8%の物であり、2年ほど前の物であろうか、今生産されている10.2%のものよりコクがあるビールであった。 ベルギービールブース
メインのホールの外には、ベルギービールブースが設けられ、名古屋の酒販店「木屋」さんによるベルギービールの販売と、有料試飲が行われた。ブースでは、ベルギービールの輸入元として、ブラッセルズ神田店の滝沢店長などがお手伝いに来ていた。
カンティヨン サン・ランヴィナス
ベルギービールブースではちょっと珍しいビールの有料試飲があった。カンティヨン サン・ランヴィナスが、5月31日(土)のPM6:00〜(先着7名)、6月1日(日)はPM4:000〜(先着7名)、デュベル・マグナム(1500ml) 5月31日(土)PM4:00〜、シメイ・ジェロボアム(3000ml) 6月1日(日)PM1:00〜というもので、会場での予約により試飲できた。 我々は開場一番乗りということもあって、運良くカンティヨン サン・ランヴィナスの予約が出来、味わうことができた。このビールはワイン用の葡萄を漬け込んで造ったもので、同じカンティヨンでもマスカット葡萄を漬け込んだビネロンとは違って、ちゃんと葡萄の味がする。せっかくの珍しいビールなので、あとから来場した知人などと分け合って飲む。酸味がありながらも、まろやかな舌ざわりのレアものビールを堪能した。なお、このビールは木屋さんが自分用に取っておいたものだという。ありがとうございました。 Ultra Blonde ウルトラ・ブロンド の新ラベル
ベルギービールブースで販売されていたビールをじっくり見ると、ウルトラ・ブロンドのラベルが新しいものに変わっていた。この点を滝沢店長に確認すると、この会場で箱を開けたらこの新ラベルのビールが入っていたということで、輸入元自身も箱を開けるまで気がつかなったという。さっそく購入したのはいうまでもない。
「海外ケグ樽ビールコーナー」
ベルギービールではないが、このイベントのために地ビール協会が特別に輸入したビールを紹介する。まず、ピルスナーの元祖、チェコのピルスナー・ウルケル。そして、バドバー。いずれも樽生で日本初。実はこの2つに一番期待していたのだが、バドバーの樽はフレッシュでよかったが、ウルケルの方はちょっと感心できない状態。 ドイツの樽生にも行列ができて凄かった。シュレンケラ・メルツェンとベルリーナブルガブロイ・ベルリーナ・ヴァイセである。特にベルリーナ・ヴァイセはそのままでは酸っぱくてビールとしての味わいのないビールで基本的にはカクテル用のビールなのだが、この会場に運ばれたものは、緑色で甘味をつけたもの。ちょっと変わったkのビールに長蛇の列ができて、会場内が2つに遮断された状態になり、大混雑。入場者は2日間で5500人と過去最高を記録したという。 最も飲むべきビールだったのがイギリスのゲール・コンクエストエール・マスターブリュー樽生。しかし、このビールにはなぜか行列がない。 |
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会場での写真 | ||||||
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